総合的な探究の時間 令和6年度入学生

1学年 個人研究テーマ設定のための授業(足利大学講師派遣授業)

 1月15日に、足利大学より教授の先生方をお招きし、「研究とは何か」というテーマで、ご自身の半生を交えながらお話しいただきました。

 生徒たちは真剣に先生方の話を聴き、研究について深く考えることができ、また、先生方の研究に対しての興味を持つきっかけなどからより自身のテーマについて考えを深めることができました。

 

  

統計的探究プロセスについて(1年生普通科対象)

1月22日(水)に統計的探究プロセスについての授業がありました。

ねらい「統計的探究プロセスとはなにかを理解すること」

 

探究のサイクルを「PPDAC」に置き換えると以下の通りになります。

P...Problem   問題の定式化

P...Plan   実験・調査の計画

D...Data   データの収集

A...Analysis  データの分析

C...Conclusion 結論

 

統計的探究プロセスのサイクルとして・・・「でも、本当にそうであろうか?」という「でも」が大切で

1つのことを考えることではなく、それにともなう別のデータに着目すると全く違う答えが見えてきます。

データを取る際には一見関係なさそうなことでも新たな気づきに繋がる可能性があるためアンケートをとっておくことが必要です。

自分で出した答えを疑って「でも」と考えてみることを意識して2年生の探究活動にいかしてほしいと思います。

 

1学年 総合的な探究の時間 「自分たちの問い」普通科発表

12/4(水)総合的な探究の時間では、グループごとに設定した「問い」について、

「仮説」をたて「検証」するという探究のサイクルを体験し、普通科が発表を行いました。

1班4名で編成し、他クラスの人に向けて発表を複数回行う型式で実施しました。

高校生での探究においての発表は初めてでしたが、回数を重ねるごとに良い発表になっていました。

今後に期待したいと思います。

   

 

1学年 総合的な探究の時間 11月20日(水)「発表をワンランクアップさせるには?」

  1班4人編成で、この1か月、身近な事物・事象の中から見出した疑問について仮説を立て検証してきました。最終的に、まとめてポスターを作成して、発表することになります。今回は、どのようにすれば見やすいポスターを作成ができ、どのようにすれば聴衆に伝わるかについてレクチャーを受け、注意点に配慮しながらポスターを作成しました。

 

1学年総探 検証の続き・まとめ

10月30日(水)に前回の検証の続きを行いました。

各HR教室や図書館、パソコン室などで個人で調べたものをグループで共有してまとめの作業に入りました。

 

普通科は12月に発表会があります。

検証した内容をまとめ、個人個人で作り上げていきましょう。

次回は2年生の探究の中間発表会を見学します。

1学年 総合的な探究の時間

 10月2日(水)の探究は、2年商業科による総合的な探究の時間における企業紹介を兼ねたインターンシップ発表会を見学しました。生徒達は発表された企業の概要やインターンシップにおける作業内容などを真剣に聞いていました。そして、先輩からのインターンシップにおける良い点などを一所懸命にメモしていました。それらのメモを見ると、生徒一人ひとりが新たな学びを得られたようです。

    

 

1学年 総合的な探究の時間

9月11日(水)、9月18日(水)の探究は、株式会社 教育と探究社の教材、『Question X』を用いての活動を行いました。

教材のカードゲームを通して、ものごとのさまざまな見方や、ささいな疑問を大切にし、問いを立て、考えることを楽しむことが目的です。

どのクラスも、どのグループも盛り上がってゲームを実施するとともに、問いを立てることの楽しさを学んでいました。

1学年総探「論理的な伝え方とは?」

総合的な探究の時間⑨では「論理的な伝え方」について各HRで行われました。

NHK高校講座を活用し三段論法について学び、論理的な伝え方のポイントとは、

①理由から結論を導き出せること②事実に基づいた理由があること③隠れた前提がないことを学習。

生徒たちは自ら考え、共有し学習することができました。

 

 

 

 

 

 

 

1学年総探「きみの『考え』は無限大」

5月29日(水) 「きみの『考え』は無限大」

これまでの探究活動を通して、考え方は人それぞれだということを実感しました。この様々な視点で物事を考えることは、今後研究を行う上でも、人との関係をつくる上でも重要です。そこで今回は『考える』を広げることをワークシート、グループワークをもとに実践しました。

「スマートフォンの問題点」をテーマに、問題の原因をできるだけ記入し、次に、その問題点に対して考えられる対策を記入してそれをグループで共有しました。

自分と同じ考えや、自分が思いつかなかったような面白い考えもグループ内で出てきて、生徒は考えの広がりを実感できたようでした。

       

1学年総探「情報の見方」

5月15日(水) 情報の見方 

探究には情報収集がつきもの。そのために情報の見方について学びました。

4つのおまじない 【ソウカナ】

ソク断しない  「まだわからないよね?」

ウのみにするな 「事実かな?印象かな?」

カたよらない  「他の見方はないかな?」

ナカだけみるな 「何か隠れているかな?」

 

4つのおまじないの内容の動画を視聴し、生徒同士で考えを共有しました。

探究の活動で情報収集する時に1つの情報だけで決めつけるのでなく、

さまざまな情報を収集し、確かな情報を見つけることが大切だと理解していました。

 

 

 

総合的な探究の時間④

5月1日(水) に第4回「ふりかえりシートの書き方」を実施しました。

 

今日は、似ている2つの言葉から違いを考える活動を行いました。その活動を通して、「総合的な探究の時間」におけるキーワード「探求」と「探究」、「否定」と「批判」について各自考察し、意見交換をすることによって生徒一人ひとりが考えを深めることができたようです。

生徒達からは、今日のワークショップをとおして、目の前のテーマに対して自分なりに考えグループ間で意見交換をする中で、「ふりかえり」をするためのメモの取り方や振り返りの仕方などを実践的に学ぶことができたという感想が多く寄せられました。

    

5月8日(水)に第5回「MAKE A SQUARE ~人と共同する~」を実施しました。

アクティビティを通し、協力しながら一つのことを成し遂げる大切さを学習しました。正方形が4分割された色紙の一つのパーツを持って、体育館中を歩き回り、再び正方形とするため、自分にはない他の3つのパーツを持つ生徒を探し出すというアクティビティです。正方形は4つの異なる色で構成しなくてはなりません。運よく早くに見つかる生徒達もいましたが、終盤になると4色にならないという事態に直面する生徒達がでました。すでに完成したグループの中から、自発的に調整を申し出てる生徒がいて、全員が4色による正方形を形作ることができました。参加した生徒の感想としては「共同することの大切さを実感した」とのことでした。

   

総合的な探究の時間②

4月17日(水)に第2回「ステージ図を通して『目標』を立てよう」を実施しました。

 ステージ図について「自分の将来を見据えていま必要な目標を立てることができた。」や、「自身の将来について少し考えることができた。」「今回の総合的な探究の時間を通して、友人の将来目標を聞くことができた、自身の進路選択を考える良い機会となった。」などの意見が多数あり、目標を設定すること、将来を考えることの大切さを理解できたようです。

  

【1学年】1回目 総合的な探究の時間オリエンテーションについて

 4月10日(水)に今年度入学生にとって初めての探究の時間が、5・6時限目に行われました。

 内容はアイスブレイクとしてバースデーライン、誕生日に分かれての自己紹介を行い、本題であるオリエンテーションに進みました。

 「2045年に何をしている?」という質問から始まり、予測できないこれからを生きるために必要な力について、答えは一つじゃないということについて皆で考えました。

 探究を行う意義と、これから必要とされる力を結び付けて説明していただき、生徒からも「これからの探究が楽しみになった」「ほかの人と話す力をつけられるようになりたい」「ほかの人の意見をしっかり聞いていきたい」などの感想が寄せられました。