2008年03月31日
『羅生門』〜下人を裁判にかけてみよう〜(H19初稿)
『羅生門』の発展的な学習として、「下人」「検察官」「弁護人」「裁判長」「証人(老婆と死骸の女)」役に分かれて、模擬裁判を行います。
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2008年03月31日
相互評価・自己評価を取り入れて短歌の「解釈」を学ぶ(H19初稿)
短歌の学習を通じて、「正しい解釈・優れた解釈とはどのようなものか」を考えることを、学習目標とします。短歌・俳句は、短詩形文学であるため、解釈の中にそれぞれ解釈者の想像が入り込まなければ豊かなものにならないが、同時に、誤読、恣意的な読みの危険性も孕みます。一方、その判断の根拠は、限定された三十一文字(十七文字)の中に限定されるため、根拠についての交流がしやすくなります。そうした特質を生かし、「解釈」についてのメタレベルの認識に至らせるための学習指導を展開したいところです。*この事例は、栃木県高等学校教育研究
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2008年03月31日
サイレントディベート(紙上討論)からセルフディベート(小論文)へ(H19初稿)
論理的な構成や表現を学ぶために、「根拠を明確にして論述する。」「反論を予想して論述する」ことを学習目標として、小論文学習のための練習単元として位置づけました。紙上討論のような「書き合う」形をとることにより、相手の主張の論拠を探し、反論のための根拠を考えるという活動のための時間と環境をより確実に確保するとともに、手元に残った討論の結果をもとに、より説得力のある論述のありかたについての評価活動を実施しやすいようにしました。さらに、その過程を自問自答の形で作文にすることにより、よりスムーズに小論文作成に至らせる
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2008年03月31日
古語についての理解を深める学習〜『枕草子』の類従的章段を通して〜(H19初稿)
生徒が具体的に古語の持つ語感をとらえることができるよう、『枕草子』の類従的章段を利用し、具体的な例の解釈を通して、その語の持つ語感に対する理解を深めたいと考えました。しかし、『枕の草子』の本文中の個々の例は、生徒にとってなかなか理解しにくいという問題点もあります。そこで、「かたはらいたし」の具体的を身近な生活の中から挙げることにより、古語の持つ語感を考え、理解を深め、豊かな解釈を促すことを学習の狙いとしました。*この事例は、栃木県高等学校教育研究会国語部会研究委員会によるもので、『国語 教育と研究 第四十
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2008年03月31日
段落の並べ替えで学ぶ「世界中がハンバーガー」(H19初稿)
評論「世界中がハンバーガー」を、段落ごとに1枚のカードにしてシャッフルしたものを配り、並べ替えを通して段落相互の関係を捉えさせる指導です。
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2008年03月31日
字形の似た漢字で語彙を身に付ける〜常用漢字外編〜(H19初稿)
字形の似た漢字を見分けて、音訓や熟語を確認し、短文を作る活動を通して、語彙を豊かにさせる指導です。ワークシートに示した漢字は、小学校第1学年から中学校第3学年までに学習するものと常用漢字外の漢字の組み合わせを、ほぼ学年配当順に配置しました。本編は常用漢字外編です。この他に「小学校学年別漢字編」「中学校学年別漢字編」がありますので、あわせてご利用ください。
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2008年03月31日
字形の似た漢字で語彙を身に付ける〜中学校学年別漢字編〜(H19初稿)
字形の似た漢字を見分けて、音訓や熟語を確認し、短文を作る活動を通して、語彙を豊かにさせる指導です。ワークシートに示した漢字は、小学校第1学年から中学校第3学年までに学習するものを、ほぼ学年配当順に配置しました。本編は「中学校学年別漢字編」です。この他に「小学校学年別漢字編」「常用漢字外編」がありますので、あわせてご利用ください。
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2008年03月31日
『源氏物語』〜影絵で読む「若紫」〜(H19初稿)
『源氏物語』の「若紫」の場面を影絵で表現しました。登場人物の吹き出しに台詞を入れたり、心情についてまとめたりする活動を通して、古典の親しまることをねらいとした指導例です。
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2008年03月31日
発表を通して理解を深める評論の学習〜『イースター島になぜ森がないのか』〜(H19初稿)
評論の学習を通して、その教材の論旨を発展的に考えてまとめ、さらに他者の発表を聞くことによって論旨への理解を深めることを学習目標とします。取り扱う教材『イースター島になぜ森がないのか』では、自然破壊が文明崩壊に結びついた典型的事例としてイースター島が扱われています。本教材をもとに「自然破壊を伴う文明の発達が文明の崩壊を導く」という文明の逆説について理解を深め、自分を取り巻く現代文明のあり方について考え、さらに身近な環境問題について考えることで、すべての環境問題の根源となる問題点は一つだということに気づくよう
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2008年03月31日
学習者が評価しながら進める「短歌」の学習(H19初稿)
「小倉百人一首」の和歌教材を学習材とした本実践では、大きく2つのことをねらいました。まず、和歌という短詩形文学になじみの薄い学習者が「暗唱することによって和歌に親しむ」ことを考えました。また、その「暗唱」という活動を「自己評価・相互評価」することによって、「どのようにしたら確実に暗唱することができるか」という暗唱の方法・コツを考えさせようとしました。次に、教師の一方的な講義調の授業を避け、関心や意欲を喚起しつつ、学習者が和歌の内容を調べ、その成果を発表します。ここでもまた、調べ学習を「自己評価・相互評価」
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