2012年6月の記事一覧

平成24年度 新任校長研修(小学校・中学校)第2日

目  的校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時平成24年6月4日(月)9:30~16:00
対  象小・中学校の新任校長
研修内容1 講話「私の学校経営」
2 講話「学校組織マネジメント」
3 研究協議「学校経営上の諸問題」
講  師総合教育センター職員
研修の様子
講話「私の学校経営」
研究協議「学校経営上の諸問題」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度66.7 %33.3 %


②研修ニーズ

  • 危機管理について 
  • 教職員評価制度について 
  • 先進的な取組例について  など

1  講話「私の学校経営」

  【研修目標】
 先輩校長の具体的な実践事例をもとに、学校経営の在り方や校長としてのリーダーシップについて理解するとともに、自校での学校経営への意欲を高める。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 豊富な御経験をもとに具体的なお話をいただき、自分の校長としての日常の振る舞いを振り返る大きなきっかけになりました。特に教職員一人一人を大切にし、信頼し、育成することについて心掛けていきたいと感じました。 
  • どうリーダーシップを発揮していくか、学校経営上の大切なポイントを話していただきました。また、危機管理についても、できるだけ情報を収集して、相談して対応すること等、大変参考になりました。

2 講話「学校組織マネジメント」 
【研修目標】
 学校組織マネジメントの概略について再確認し、組織マネジメントの考え方を生かした学校経営に向けてのヒントを得る。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 組織マネジメントの考えを学校現場に取り入れる理由を再確認できました。同時に、学校の環境と人的資源を有効に活用することの重要性について気付くことができました。 
  • 学校組織、ミッション、ビジョン、リーダーシップについて、改めて確認することができ、今後に生かせるヒントを得ることができました。

3 研究協議「学校経営上の諸問題」 
【研修目標】
 各学校のビジョン及びその実現のための工夫や課題、その他の学校経営上の課題について共通理解を図るとともに、校長としての的確な対処の仕方を模索する。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 学校経営上の課題は、どこの学校も共通しているところがあり、情報交換や解決のための具体的な取組を聞くことができて勉強になりました。 
  • 職員のモチベーションの高め方や多忙感を充実感や成就感と感じられるような支援等について情報交換をすることができました。すべて課題解決というわけにはいきませんでしたが、皆さんも様々な工夫をされていることがよく分かりました。





平成24年度 新任校長研修(小学校・中学校)第1日

目  的校長としての職務、今日的な教育課題、学校経営の在り方等について総合的に理解を深め、校長としての資質の向上を図る。
日  時平成24年4月16日(月) 9 30~16:00
対  象小・中学校の新任校長
研修内容1 講話「新任校長への期待」
2 講話「人権教育と校長の役割」
3 講話「特別支援教育における校長の役割」
4 講話「学校経営に関する諸問題-指導関係-」
5 講話「学校経営と教育関係法規」
講  師県教委教育次長
県教委事務局総務課人権教育室長
県教委事務局特別支援教育室長
県教委事務局学校教育課長補佐
県教委事務局教職員課長補佐
研修の様子
講話「新任校長への期待」
講話「人権教育と校長の役割」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度71.1 %28.9 %


②研修ニーズ

  • 危機管理について 
  • 教職員評価制度について 
  • 先進的な取組の例について  など

1  講話「新任校長への期待」

  【研修目標】
 本県教育の今日的課題を再確認するとともに、・校長としての心構えについて理解し、管理職としての意識を高める。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 改めて校長としての責任の重さを実感し、気持ちが引き締まりました。 
  • 校長に求められる資質・能力について具体的なお話をいただき、常に研修の機会を求め、学び続ける管理職でありたいと思いました。 
  • 明るく風通しのよい職場づくり、教職員一人一人が意欲と自信をもって仕事に取り組める雰囲気の職場づくりに努めていきたいと感じました。

2 講話「人権教育と校長の役割」 
【研修目標】
 学校における人権教育の推進について理解を深め、学校運営の責任者として果たすべき役割や在り方を理解することができる。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 人権教育は、すべての教育活動の根幹をなすものですが、校長として、各係が計画した教育活動について、人権教育の視点を常にもち、指導助言を行わなければならないと思いました。そのためにも、自分自身の人権意識を高めていきたいと思います。 
  • 日頃、何げなく言っている言葉や行動が、人権の面から考えてどうなのか、校長として責任ある言動となるよう見直したいと思いました。また、人権意識の見直しを教職員にも広めていきたいと考えます。

3 講話「特別支援教育における校長の役割」 
【研修目標】
 特別支援教育にかかわる学校内外の指導体制や環境の整備、人材育成などについて理解するとともに、自校での取組への意欲をもつ。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 就学基準、発達障害をもった児童生徒へのかかわりに関する基本的な考え方や具体的な指導に関する資料等、本当に知りたいことを、ポイントを押さえながら御説明いただき、大変参考になりました。具体的な場面で判断が必要な際に、今日の講話が基礎になると思います。 
  • 校長として特別支援教育にどうかかわるべきか、しっかり考えるきっかけをいただきました。また、特別支援教育の考え方そのものが、教育の本質に通ずるものであることを改めて認識できました。

4 講話「学校経営に関する諸問題-指導関係-」 
【研修目標】
 教育改革と新学習指導要領について熟知するとともに、本県における学力向上に向けた取組、指導関係の取組と課題について理解し、学校経営方針の構築に生かすことができる。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 学校経営方針の構築に当たっては、学習指導要領の理念や改善事項、学力向上の三つの柱等を十分に理解し、それらの視点を基に、どのように学校教育目標の具現化を図っていくか、明確に示していきたいと思いました。 
  • 目指す子ども像を全職員で見直し、職員・児童・保護者が共有できるものにしていき、それを踏まえて具体的な教育活動を展開したいと思います。

5 講話「学校経営と教育関係法規」 
【研修目標】
 教育法規の演習を通して、学校経営に関する法的裏付けを確認し、様々な問題や課題に対処し、円滑な学校運営ができるよう管理者としての資質を高める。

【講話を聞いての主な意見・感想】
  • 学校経営方針の構築に当たっては、学習指導要領の理念や改善事項、学力向上の三つの柱等を十分に理解し、それらの視点を基に、どのように学校教育目標の具現化を図っていくか、明確に示していきたいと思いました。 
  • 目指す子ども像を全職員で見直し、職員・児童・保護者が共有できるものにしていき、それを踏まえて具体的な教育活動を展開したいと思います。





平成24年度 新任教務主任研修(高等学校、特別支援学校)第2日

目  的学校教育の当面する諸課題と教務主任の職務について理解を深め、教務主任としての資質の向上を図る。
日  時平成24年6月14日(木) 9:30~16:00
対  象高等学校、特別支援学校の新任教務主任
研修内容1 講話「特別支援教育の概要」
2 講話「県立学校の諸課題 -指導関係-」
3 講話・演習「県立学校の諸課題 -服務関係-」
講  師県教委事務局特別支援教育室長補佐
県教委事務局学校教育課長補佐
県教委事務局教職員課長補佐
研修の様子
講話「特別支援教育の概要」
講話「県立学校の諸課題 -指導関係-」
講話・演習「県立学校の諸課題 -服務関係-」



研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度80.0 %20.0 %



1  講話「特別支援教育の概要」

  【研修の目標】
 喫緊の課題の一つである特別支援教育の概要について理解するとともに、地域や学校の実態等を考慮した、特別支援教育コーディネーターを中心とする組織的な特別支援教育の在り方を知る。

【主な意見・感想、参考になったこと】

 <校内研修・校内体制に関して>
  • 特別支援教育に関する職員研修会を設定したいと思います。
  • 特別な支援を必要とする生徒に対して、教育相談係・クラス担任・学年団等が連絡を取り合い、対応する必要があると思いました。
  • 特別支援教育、特に個別の指導計画を作成し、全校的に共通理解をもって指導に当たるべき生徒の認定・認知から始めるべきだと感じました。コーディネーターと情報を共有し、対応できる体制を整えたいです。
 <中学校との連携について>
  • 中学校との連携(引き継ぎ文書・要録写し等の適切な処理、情報交換会参加の奨励)を強化したいと思います。
 <職員に対して>
  • 特別支援教育の委員会を昨年度から立ち上げてすでに動いてますが、職員間の理解・意識に、かなり温度差があります。まずは、職員間の共通理解を図ることが必要だと思いました。
  • 本校では「気になる子ども」への組織的取組ができていないと思いました。情報を共有しながら、学校全体としての対応ができるようにしていきたいです。

2 講話「県立学校の諸課題 -指導関係-」
【研修の目標】
 国・県の教育改革の流れや、本県教育の指導関係の実態及び諸課題について理解する。また、教務主任として、特色ある学校づくり、教育課程の編成やその実施、危機管理等の具体的な場面における適切な対応方法について理解する。

【主な意見・感想、参考になったこと】
 <学業指導に関して>
  • 学業指導という視点は、学習・生徒指導上とても大切な考え方だと思います。職員の意識の共有化する必要があると思いました。
 <学校評価に関して>
  • 学校評価については、外部に公表するものとして、必要十分な内容をもつと同時に、できるだけ「分かりやすい」ものにしたいと思います。
 <入試・特色選抜に関して>
  • 特色選抜に向けて、共通理解や選抜方法の手順・シミュレーションその他、早めの対応をしようと思います。
  • 特色選抜については、具体的な実施方法も含め、推薦入試とは異なる様々な想定をしつつ、さらに議論していかなければならないと思っています。
 <その他>
  • 国や県の施策の流れや少子化に伴う課題を踏まえ、先を見据えた校内体制の在り方について、教務としての立場から考えていく必要性について確認できました。

3 講話・演習「県立学校の諸課題 -服務関係-」
【研修の目標】
 本県教育の服務関係の実態及び諸課題について理解する。また、法令等に基づいた適切な教育活動を実施する手立てや、その際の教務主任としての役割について理解する。

【主な意見・感想、参考になったこと】
 <職員に対して>
  • 服務一般の内容が大変参考になりました。新たな職場づくり(人間関係)の構築に取り組んでみたいと思います。
  • 学校組織全体をできる限り把握し、各校務分掌において後継の人材を作っていけるような気配りをするように努力したいです。
 <危機管理に対して>
  • 危機管理マニュアルを再点検したり、職員研修を実施したりしたいです。
 <管理職との連携に関して>
  • 教務主任として学校全体をどうみるか法的に理解することができました。校長、教頭をサポートできるように頑張りたいです。
  • 学校全体を見渡し、主幹教諭や部長との連携をさらに深められるよう努力したいです。
 <その他>
  • 学校で行う教育活動や服務は全て法令で規定されたものであることを再確認しました。





平成24年度 新任生徒指導主事研修(高等学校、特別支援学校)第1日

目  的生徒指導主事の職務・役割、生徒指導上の諸問題等についての理解を深め、生徒指導主事としての資質の向上を図る。
日  時平成24年6月8日(金) 9:30~12:25
対  象高等学校、特別支援学校の新任生徒指導主事
研修内容1 講話「児童・生徒指導の意義と生徒指導主事の役割」
2 研究協議「生徒指導上の課題と取組」
講  師県教委事務局学校教育課児童生徒指導推進室副主幹
研修の様子
講話「児童・生徒指導の意義と生徒指導主事の役割」
研究協議「生徒指導上の課題と取組」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度60.0 %40.0 %

1  講話「児童・生徒指導の意義と生徒指導主事の役割」

  【研修の目標】
 児童・生徒指導の本来的な意義を理解し、校内における役割について再確認する。

【講話を聞いての主な意見・感想】

  • 不登校については、不登校にさせない指導(盲点である)が大切だということがわかりました。
  • 児童・生徒指導の意義や目的について再確認することができ、生徒指導とは、自己指導能力の育成であることが理解できました。
  • 生徒指導主事の役割についてわかっているつもりがまったくわかってないことを自覚しました。特に教職員の連携の大切さを重視し、体制の見直しをしたいと思います。
  • 生徒指導は全教員の共通理解のもと、組織的な対応をとることが大切であると再確認しました。
  • 「報告・相談・連絡・確認」の確認を大切にしたいと思います。
  • 学校は「授業」、学びに向かう学業指導の大切さを改めて思いました。
  • 問題行動の対応以外の生徒指導の役割について考えることができました。

2  研究協議「生徒指導上の課題と取組」
【研修の目標】
 各校が抱える生徒指導上の課題とその解決のための取組について情報交換を行い、自校の課題解決のためのヒントを得る。

【研究協議の主な意見・感想】
  • 生徒との関わり方の様々な例を聞かせていただき、大変参考になりました。
  • 本校で取り組んでいない事例等を聞くことができ参考になりました。本校の実態に合わせ実施できることをやっていきたいです。
  • 担当者が顔なじみになりました。
  • 他校の取組、課題等を共有できました。特に教職員の共通理解、指導の温度差を解消するヒントを得ました。
  • 各学校の抱える課題について共有ができ、お互いに対応策等について理解を深めることができました。





平成24年度 新任学年主任研修(高等学校)研修報告

目  的学年主任の職務・役割、学校教育の諸問題、学年経営上の課題について理解を深め、学年主任としての資質の向上を図る。
日  時平成24年5月18日(金) 9:30~16:00
対  象高等学校の新任学年主任
研修内容1 講  話「学年主任の職務」
2 講  話「高校生段階における発達障害の理解と対応」
3 事例発表「本校における学年経営」
4 研究協議「学年経営上の課題」
講  師県立高等学校教員
総合教育センター職員
研修の様子
講話「学年主任の職務」
講話「高校生段階における発達障害の理解と対応」
事例発表「本校における学年経営」
事例発表「本校における学年経営」
研究協議「学年経営上の課題」
研究協議「学年経営上の課題」

研修評価・振り返りシートから
0 研修の満足度、研修へのニーズ
  ①満足度
 満足  不満足
 
研修満足度40.5 %59.5 %

②研修ニーズ

  • 発達障害生徒の周囲に対する指導、会議の持ち方、一斉メール配信やグループウェアの利用など。
  • 調整力開発ができるようなワークショップ

1  講話「学年主任の職務」

  【研修の目標】
 学年主任の職務と役割について理解を深め、学年主任として学校教育の諸問題に対応できるよう資質の向上を図る。

【講話の感想や参考になったこと】

  • 「学年主任は学校経営の担い手である。」や「学校に流れる空気は教育力を持っている。」、「校長の指示をそのまま伝えるのではなく、一度自分の中で消化して自分の言葉で伝える。」という言葉が印象に残りました。
  • 「担任団が同じ方向を見ていることが大切である。」という言葉は、初めての学年主任でいろいろ不安がある中、改めて頑張ろうと思いました。
  • 学年の目標がどの程度達成できたかを記録に残し、客観的に評価し、反省につなげていくこと。
  • 意思疎通を図るために、学年会議は短くても頻繁に回数を多く行うこと。

2 講話「高校生段階における発達障害の理解と対応」
【研修の目標】
 発達障害の特性を理解し、校内における生徒支援体制の中で学年主任が果たすべき役割について理解する。

【組織的対応の中で、学年主任としてこれから取り組もうと考えたこと】
  • 教科担任等から情報を得て、教育相談係と連携を図りながら取り組んでいきたいです。
  • 支援を必要とする生徒に対してもっと積極的に関わっていくことが大切であることを認識させられました。
  • 今日学んだことを、学年の研修会で共有したいと思います。

3 事例発表「本校における学年経営」
【研修の目標】
 学年経営の具体的な実践事例を聞き、今後の学年経営に役立てるとともに、学年主任として取り組む意欲を高める。

【参考になったこと、学年経営に生かせると思うこと】
  • 相談できる先生がいること、各担任が仕事しやすい環境を作り出すための一言を学年主任が先生方に伝えることが大切であると思いました。
  • 今月の指導上の留意点を学年会資料に書き込むことは3年間を通して指導の一貫性、方向性を定めていくのに有効であると思いました。
  • 学年集会では学年主任以外の先生にも話していただこうと思いました。
  • 担任が一人で抱え込まない、抱え込ませないために日頃のコミュニケーションが重要であると感じました。


4 研究協議「学年経営上の課題」
【研修の目標】
 各学校の学年経営の現状と課題、学年経営上の疑問点、問題点について共通理解を図る。また、組織的な学年経営を行うために必要なことは何かを探り、望ましい学年経営の在り方について理解を深める。

【学年目標に向けて、組織的学年経営で期待されていると考えたこと】
  • 学年目標ひいては目指す学校像に向けて正副担任が協力し合うことが必要であると感じました。
  • 多くの学校の事例からヒントを得て、学校の実情にあった学年経営を考えていくことが必要であり、担任団と生徒、保護者が支え合える組織を作っていくことが大切であると考えました。
  • ミドルリーダーとして3年間の長期的展望に立って、管理職と他の先生方のパイプ役となることです。