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建設工学科「建築」コース活動報告
令和7年度建設工学科1・2年生 産業施設見学
令和7年5月22日(木)、今年度の「担い手育成事業」のひとつとして、株式会社英和技研様・清水建設株式会社様にご協力をいただき、栃木銀行本店の新築工事、および株式会社カネダ様の施設(工場)見学を産業施設見学会として実施させていただきました。
栃木銀行本店の見学では、工事の概要等をお聞きした後、実際の現場における施工の様子を段階的に見学させていただくとともに、鉄筋工事の体験や圧接工事の様子を見ることができました。また、株式会社カネダ様での工場見学では、加工帳に沿った切断や曲げの加工の様子を見学し、出荷までの疑似体験をさせていただきました。終日に渡る現場での貴重な経験や現場の方々の楽しそうに仕事に取り組む様子に、生徒たちは興味を持って取り組んでいました。
ご協力いただいた企業の皆様、貴重な体験をさせていただきまして、ありがとうございました。
建設工学科3年生(建築コース)鹿島建設株式会社様によるBIM・CIM講話
令和7年1月22日(水)建設工学科3年生建築コースの12名を対象に鹿島建設株式会社関東支店の3名と、株式会社英和技研の鈴木様の4名をお招きし、BIM・CIMの講話が行われました。DB化されるBIMの活用や実際の現場で使用されたBIM図面を用いた他業種との干渉チェックを行うなど、生徒達は興味を持って聴講していました。コンクリート体積算出では、手計算とBIMソフトを用いて作業時間の比較を行い、生徒は手計算に苦戦しながらBIMソフトの利点を理解することができました。
(写真 左上と右上:現場で使用されたBIMの干渉チェックの説明、左下と右下:手計算とBIMの操作)
中宮祠小中学校への出前授業(建築)
12月10日(火)、日光市立中宮祠小中学校の中学生を対象に出前授業を実施しました。
本校からは建設工学科建築コース3年生が参加し、中学生と交流しながらものづくりをしました。
木材加工の仕方というテーマで『立体パズルの製作』を行いました。
1 墨出し(すみだし)・・・差し金を使用し、しるしを付ける。
2 切る・・・テーブルソウとのこぎりを使用する。
3 掘る・・・角のみ盤を使用する。
4 削る・・・紙やすりを使用する。
とても活発に取り組み全員完成をしました。最後は、立体パズルの組立に苦戦をしながら楽しんでいました。
机のリペア完了・・納品へ
課題研究の授業で行ってきた机のリペアが完了し、日光市立今市第二小学校に納品してきました。
今回も第二小学校の長沼教頭先生に立ち会っていただき、机を確認していただきました。『すご~い』という第一声をいただき、大変うれしく感じました。この机を活用する子どもたちが楽しみです。
『自分たちの行った取り組みによって、小学校の先生や子どもたちが喜んでもらえるのは、とても素敵なことと感じました』(生徒)
机のリペア作業中 …パート2
令和6年9月20日(金)
日光市立今市第二小学校との連携事業です。
前回までの机のリペア作業は
①パテ塗り → ②机の天板の取り外し → ③天板を削る(かんな) → ④天板を削る(やすり)
今回のリペア作業の様子です。
⑤ほこりを取る
⑥塗装(1回目)・・・刷毛でウレタン塗料を塗る
⑦乾燥・・・塗料の硬化を待つ
⑧けずる・・・表面をやすりでなでる
⑨部分直し・・・へこみの再修復
⑩塗装(2回目)・・・刷毛でウレタン塗料を塗る
⑪乾燥・・・塗料の硬化を待つ
机の天板の仕上げは、手間と時間のかかる作業ですが、とても良い感じに進んでいます。
ももなく完成で、楽しみです。