R7 トピックス

2025年7月の記事一覧

寄宿舎クラブ活動

 7月14日(月)「クラブ活動」が行われました。事前の話し合いで「先生たちのやらかしたこと(過去の失敗談)」をテーマにクイズ大会を行うこととなり、当日は職員から様々な『やらかしエピソードクイズ』が出題されました。職員の意外な一面を聞いて、寄宿舎生は大盛り上がりでした。

 各問題には『失敗から学んだ教訓』が添えられており、楽しみながらも多くの気づきを得られる、有意義なクラブ活動となりました。

 最後に、優勝した寄宿舎生から順番に、リクエストで選んだおやつをセレクトして終了となりました。

  

第1回チェロ教室

 7月10日と14日の2日間にわたり、小学部から高等部普通科までの児童生徒がチェロ教室に参加しました。ボランティアの荒川育子先生によるチェロ演奏の鑑賞と先生との合奏、演奏体験の3部構成で行いました。

 「いつか王子様が」や「トップ・オブ・ザ・ワールド」などの鑑賞では、本校職員もコントラバスで演奏に加わり、児童生徒たちは、様々な楽器の響きを楽しみました。合奏では、先生のチェロと一緒に「風になりたい」や「星に願いを」を歌ったり、様々な打楽器で演奏したりしました。ラテン系の軽快な曲や、ゆったりした優しい曲に、児童生徒の演奏する打楽器の音色が合わさってより華やかになり、皆とても喜んでいました。

 チェロの演奏体験では、荒川先生が一人一人に合わせて丁寧にご指導くださいました。児童生徒からは、「去年よりも上手に弾くことができて良かった。」という感想があり、技術を積み重ねて成長している様子が見られました。

 

PTA研修 第1回目

 7月7日(月)PTA研修Ⅰが行われました。今回は参加者2名という少人数での実施となりましたが、「白杖を使った歩行体験」をテーマにじっくりと体験に取り組んでいただける貴重な機会となりました。

 白杖に関する講義を受けたあと、校内の廊下や玄関前の点字ブロックを活用し、アイマスクをつけて白杖を使って歩く体験を行いました。

 暑さの中での研修ではありましたが、参加された保護者の方からは「視覚に頼らず歩くことの難しさや、白杖の役割について理解を深めることができた」「とても良い研修だった」と感想をいただきました。

 御参加された保護者の方々、ありがとうございました。

情報処理検定試験(令和7年7月)

 7月1日(火)、第71回プレゼンテーション作成検定試験が本校を会場として実施され、高等部の生徒1名が3級に挑戦しました。

 また、7月8日(火)には、第143回日本語ワープロ検定試験が行われ、高等部の生徒1名が準1級に挑戦しました。

 検定結果の発表は、2週間から3週間後の予定です。

 どちらの検定も同じ生徒が受けました。合格を目標に自分で計画を立て、毎日練習を重ねていました。結果にかかわらず、努力して身についたことは今後の学習に生かされると思います。とてもよく頑張りました。

 

不審者対応避難訓練

 7月4日(金)不審者対応避難訓練を行いました。不審者役の宇都宮中央警察署スクールサポーターの方に、校内の職員が連携して対応しました。その間、児童生徒は、校内放送や先生の指示に従い、落ち着いて避難することができました。身を守る行動として、大谷町駐在所の警察官から「イカのおすし(行かない、乗らない、大声を出す、すぐ逃げる、知らせる)」についてや、夏休みの安全な過ごし方についてもお話をいただきました。

 

幼小部児童生徒会 七夕集会

 7月7日(月)の七夕当日、幼小部では七夕集会を行いました。この日までに、短冊に願い事を書いたり七夕飾りを作ったりして準備をしてきました。また、飾り付けする笹竹を組み立ててくれた学級もありました。

 当日は、児童生徒会副会長が司会を務め、2年生が始めの言葉や終わりの言葉を担当し、役割分担をして会を進めました。学級ごとに自分の願い事を発表し、笹竹に飾り付けしました。自分の作った飾りについて詳しく説明をする児童もいました。後半は、全員で「たなばたさま」を歌い、「星に願いを」の合唱や合奏をしました。

 みんなの素敵な演奏は、きっと天の川まで届いたことでしょう!

 飾り付けした笹竹は、幼小玄関に飾りました。みんなの願い事が叶うよう、お地蔵さまが見守っています。

    

ALT定例訪問

 7月3日(水)に外国語指導助手(ALT)のザック先生が来校しました。

<小学部>

〇グループA 

 「箱の中身は何でしょう?」というゲームを通して、様々な果物の英語の言い方についてザック先生と学習しました。中の果物が何か分かると積極的に英語を使って答えていました。また、ザック先生に「何の果物が好き?」と聞かれたとき、英語での言い方を教えてもらい、好きな果物を伝えることができました。

 

〇グループB

 一日に何をどれくらいするのか、どんな物を食べているかなど、互いの生活について聞いたりたずねたりしました。ザック先生に質問されて自分で答えた後は、「How about Zac?」と英語で聞くことができました。また、好きなスポーツの話題では、盲学校のサウンドテーブルテニスについて説明しました。

 

<高等部>

〇普通科1年1組
 自己紹介と学級のオリジナルゲームを行いました。自己紹介は、予め伝えたいことを考え、自分たちで翻訳サイトを使って英語にしました。当日は、内容についてALTに聞かれて答えることで、より詳しく自分のことを知ってもらうことができました。また、二つのゲームを合わせた学級のオリジナルゲームをALTに紹介しました。皆で色と数字を英語で言いながらカードを出し合い、とても楽しくゲームができて盛り上がりました。

 

〇普通科2年1組

 自己紹介と協力ゲームを行いました。自己紹介では、地元の紹介や最近の好きな曲を紹介しました。好きな曲は皆で一緒に聴いて楽しみました。協力ゲームは、各自に配られたカードを、数字を言わずに昇順にカードを出していくゲームです。知っている単語や表現を使って会話をしながら、考えていることをお互いに予想を出し合いました。最後まで昇順に並べることはできませんでしたが、互いの言葉によく耳を傾け合ったやりとりできました。

高等部普通科職場見学(1ー1、2-2、3ー1)

 6月27日に、武子希望の家の見学と、鹿沼市文化活動交流館と周辺の散策に行きました。
 武子希望の家は広大な敷地に作業棟、園芸施設、入所施設などがあり、敷地内を1時間ほどかけて歩いて見学をしました。


 浴槽の発泡材の部品取り付けとビデオテープの解体の見学では、部品を手で触って確認しました。その素材の軽さや大きさに驚きました。また、工場内の接着剤の臭いに驚く生徒もいました。

 

 しいたけの栽培、花卉栽培の見学では、しいたけの原木を持ち上げたり、運搬用の一輪車を動かしたりしました。体力が必要な作業であることを実感しました。

 


 入所施設は、外側から見学しました。カメラを使って建物の外側の様子を見たり、玄関口の外から中の様子を確認したりしました。


 これらの
様々な作業の見学を通して、自分にできそうな作業かどうか、また、それらの作業をするために身に付けるべき力は何かを考えることができました。
 

 昼食は、鹿沼市文化活動交流館の敷地内にあるベーカリーでパンを食べました。事前にハンバーガーセットを注文した生徒、トレイとトングを持ちその場でパンを選んだ生徒など、それぞれの方法で選び、おいしそうにパンをほおばっていました。


 午後は、近くのスーパーに買い物にいくグループ、鹿沼市文化活動交流会館を見学するグループに分かれました。それぞれのペースで買い物や見学し、自分のやりたいことを達成できました。 

学校公開

 盲学校及び視覚障害教育の理解・啓発を図ることなどを目的として、6月30日(月)に学校公開を実施しました。

 本校の教育活動に関心のある外部の方が67名、本校児童生徒の保護者の皆様20名に御参加いただきました。

 全体会で学校概要やセンター的役割の説明を行い、2時間目と3時間目の授業を公開しました。

 参加された方からは「保育園でも活用できそうな玩具や施設の工夫があり、とても参考になりました。」、「一人一人に応じた支援をされていてとても参考になりました。」、「他の学部も見学して、これからの成長が楽しみになった。」等の感想をいただきました。

 アンケートでいただいた御意見も参考にしながら、県内唯一の視覚に障害を有する幼児児童生徒のための拠点を担う学校として、今後も努力して参りたいと考えています。

  

  

 

小学部 社会科見学

 6月19日(木)、小学部3、6年生児童が社会科見学に行ってきました。

 宇都宮西消防署では、防火着を着せていただいたり、空気循環のボンベやヘルメットなどを触察させていただいたりしました。放水体験もさせていただき、水の勢いを感じることができました。

 ろまんちっく村では、レストランで好きなものを注文したり、家族にお土産を買ったりしました。

 とても有意義な体験をすることができました。