日誌

学校行事や授業風景、四季の移ろいなどを紹介します

壮行会/ALT離任式/1学期終業式

本日1学期の終業式がおこなわれました。今年は暑さを考慮し、例年と日程を変更し終業式を朝から実施し、その後清掃、LHRという順でおこないました。生徒は朝のSHRが終わった後すぐに講堂に入場し、終業式に先立ち表彰式、壮行会、ALTの離任式に臨みました。

壮行会では次の大会に駒を進めた囲碁将棋部、クイズ部、文芸部を応援團の演舞で激励しました。

壮行会後は1年間お世話になったALTの先生の離任式をおこないました。ALTの先生からは、普段の授業をはじめ、英検の対策を一緒にできたことや合唱コンクール、サッカーの応援など楽しかった思い出の話と、真岡高校に勤務できたことを誇りに思いますと挨拶がありました。今後の更なるご活躍をお祈りいたします。

ALT離任式に続いておこなわれた終業式では、校長からサッカーの全校応援をはじめ、吹奏楽部の定期演奏や昨日の野球部の試合などを振り返り、真岡高校の熱さと勢いを感じられる1学期だったと講評がありました。また夏休みの過ごし方として、「やらない理由」・「できない理由」ではなく「できる理由」を見つけてほしい、将来の自分と対話しながら時間を無駄にしないように過ごしてほしいと話がありました。

今日で1学期はひとまず終わりになりますが、来週からは前期の夏期補習授業がはじまります。また、白布祭や合唱コンクールの準備や部活もあり、夏休みとはいえそれぞれやるべきことがたくさんあることと思います。これから暑さもさらに厳しくなりそうですが、熱中症や体調管理に十分注意し、充実した夏休みにしていきましょう。

化学[3年]~銀鏡反応~

今週の3年生の化学ではアルデヒドの実験がおこなわれています。今回はその中から銀鏡反応の実験の様子を紹介します。

銀鏡反応は硝酸銀水溶液の入った試験管に少しずつアンモニア水を滴下し、そこにホルムアルデヒドを滴下することで銀イオンが還元され試験管の内側に析出してくるというものです。銀がきれいに析出すると名前のとおり鏡のような状態になります。

しっかりと銀が析出したものはこのように鏡のようになります。

銀鏡反応の実験と同時にフェーリング反応の実験もおこない、実験を通してアルデヒドの性質を確認しました。

フードデザイン[3年]~調理実習(ソーミンチャンプル他)~

今日は昨日のフードデザインの授業を紹介します。今回も調理実習です。今回は沖縄料理のソーミンチャンプルとゴーヤチャンプルの2品です。毎年調理実習の様子を紹介してきましたが、初めての沖縄料理です。実は今年は米の価格高騰により麺料理が中心となっていて、前回はうどんを使ったジャージャー麺でしたが、今回は素麺を使った料理となりました。でも暑い季節ということもあり、食べやすい麺料理もいいんじゃないでしょうか。それでは実習の様子を紹介していきます。まずは具材の下ごしらえからしていきます。

続いてメインとなる素麺を茹でていきます。

全ての材料の下ごしらえが完了したら、あとはどんどん炒めていきます。

完成した料理がこちらです。今回はサーターアンダギーのおまけつき。サーターアンダギーがあると、より一層沖縄感が出ます。

最後はみんなで美味しく頂きました。

物理[2年]~重心とモーメントの実験~

今週の2年生の物理では積み木を使った重心とモーメントの実験をおこなっています。

実験で使用するのは板状の積み木です。

この積み木を少しずつずらしていき、崩さずにどこまでずらすことができるかというのが今回のテーマです。

生徒たちは色々と試行錯誤しながら積み木をずらしていき、崩れないぎりぎりのポイントを確認した後、更に重心の場所などを考察しました。

実験終了後は解説を聞いて、積み木をずらした時の重心がどこにあるのかをしっかりと理解することができました。

化学[2年]~中和滴定~

今週の2年生の化学では中和滴定の実験をおこなっています。

中和滴定の実験は事前に濃度がわかっている水酸化ナトリウム水溶液を使用し、濃度が不明の食酢の濃度を求める実験です。今回は10倍に薄めた市販の食酢に0.1mol/Lの水酸化ナトリウムを滴下し、中和に要した水酸化ナトリウムの滴下量を計測しました。

今回の授業では滴定を3回おこない、滴下量の平均値を割り出しました。次回の授業では今回の実験データをもとに計算をし、市販の食酢の濃度を求める予定です。

宇都宮大学による大学模擬授業[2年]

今日は先週金曜日の6・7時間目におこなわれた2年生の大学模擬授業の様子を紹介します。模擬授業は昨年度に引き続き今回も宇都宮大学から教授の方にお越しいただき授業を展開しました。今年はデータサイエンス経営学部、地域デザイン科学部、国際学部、共同教育学部、農学部、工学部の6つの学部で合計8種類の授業をおこなっていただきました。その中からデータサイエンス経営学部、工学部、農学部の模擬授業の様子を紹介します。

模擬授業を体験することで、各学部でどのような授業がおこなわれているのかを理解することができました。今回の模擬授業を今後の進路選択に少しでも役立ててもらえたらと思います。

物理基礎[1年]~物体の空中衝突実験~

本日の1年生の物理基礎では物体の空中衝突実験をおこないました。以前はモンキーハンティングという名称で教科書に記載されていた実験で、こちらの名前で覚えている方もいるかもしれませんが、近年では動物愛護の観点から猿が飛んできたミカンをキャッチできるかという表現に変更されています。今回は猿の代わりにマリオのぬいぐるみとビー玉を使い実験をおこないました。

金属の筒にビー玉を入れ、筒の先にマリオのぬいぐるみをセットします。筒に息を強く吹きかけてビー玉を発射させると、筒からビー玉が飛び出した瞬間マリオのぬいぐるみが落下する仕掛けになっています。授業で学習した通りならば、落下するマリオにビー玉が当たることになります。

今回は筒に息を吹きかけるところは演示でおこないましたが、見事ビー玉がマリオのぬいぐるみに的中しました。

この実験は横方向のズレさえなければ、マリオのぬいぐるみもビー玉も同じ重力の影響を受けるため何度やっても必ず的中するようになっています。今日の授業でも2回実験をおこないましたが、2回ともマリオのぬいぐるみにビー玉が的中しました。実験後は何故的中するのかをしっかりと考察しました。

記念館の取材

本日下野新聞による本校記念館の取材がありました。

本校記念館は旧制中学校時代から校舎として使われてきた歴史ある建物で、国の有形文化財にも指定されています。今回は下野新聞の文化財を紹介するコーナーに掲載される予定で、本日はその取材でした。記念館内での取材後は、生徒会長も記念館に対しての印象や利用についての取材もおこなわれました。

記念館についての記事は7月22日(※1)の下野新聞にて掲載予定とのことでした。

 

本校記念館の詳細については にて紹介しています。

 

※1.掲載は7月22日の予定ですが、他の記事との兼ね合いで掲載日が変更になる場合もあります。

真岡高校の四季~オオセイボウ(宝石蜂)~

物理準備室に非常に珍しい昆虫が入ってきたので紹介します。その名もオオセイボウ(大青蜂)、別名に宝石蜂とも呼ばれるハチの一種です。

非常に美しい体色なので印刷用紙にのせて接写してみました。宝石の名に恥じない美しさです。

以前の記事でタマムシを紹介したことがありますが、タマムシと同様、このセイボウ類も構造色という仕組みによってこのようなグラデーションカラーに見えています。構造色は物理の“光の干渉”でも学びますが、物体そのものに色がついているわけではなく、光の反射によってこのような色合いに見えています。CDの裏側やアワビの貝の内側、モルフォチョウの羽の発色もこの構造色の原理によるものです。構造色の原理は工業製品にも利用され、近年では高級車メーカーの塗装にも採用されたこともありました。ちなみにこのオオセイボウ、本家タマムシよりも美しい玉虫色なのですが写真ではそれが上手く伝わらないのが残念です。写真では鮮やかなグリーンとブルーが見えていますが、実際はここに深みのある紫色の発色もみられます。滅多に見られる昆虫ではありませんが、見かけたら観察必須の昆虫です。

進路室の前の資料

本日は進路室の廊下の様子を紹介します。

現在進路室の廊下には各大学の資料が数多く並べられています。廊下に置かれている資料は基本的に持ち帰り自由となっています。これから夏休みを迎えオープンキャンパスに参加する生徒も多いと思いますが、進路室の資料なども有効活用して今後の進路選択に役立てましょう。