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学校行事や授業風景、四季の移ろいなどを紹介します
平成23年度修業式を行いました
・新2年生「学校の背骨」となって学校を支えること
合格体験発表会を行いました。
・明確な目標と動機が大切である。
定時制高校入試学力検査における連絡(全日制課程)
国際理解だより 16
EUは、「unity in diversity(多様性の中の統一)」というスローガンの下、市民の声を少しでも立法や行政に反映させていくような仕組みを模索しています。1951年に調印された「パリ条約」から「リスボン条約」に至る過程で、政策領域を少しずつ増やしながら、市民にとって何がふさわしい政治システムなのかを自問自答し続ける日々が今も続いているのです。
現在、EU域内の金融・財政危機を回避すべく緊迫した状態が続き、EU内の制度見直しが図られようとしていますが、それにもかかわらずEUは、以下の理由で、今後ますます重要な存在になることでしょう。
1 EUは「不戦共同体」であること
2 EUは「超国家的な機関」であり「新しい政治の実験室」であること
3 EUは「価値の共同体」であること
4 EUは他の地域の国際統合や協力関係構築のお手本であること
おわり
高校入試学力検査が行われます
卒業式
白布ヶ丘だより3月号
表彰式及び同窓会入会式を行いました
国際理解だより 15
EUについてそろそろまとめていきたいと思います。
最後に、誰のためのEUなのか考えてみましょう。EUの支柱になっている「ローマ条約」(1957年調印)の前文には、「ヨーロッパの人々の間の緊密なる連合を構築すること」と書かれています。つまり、EUは、国家のためではなく市民のためにあるといえます。
「リスボン条約」に至るまでには、さまざまな条約改正が行なわれてきました。そして、その過程で問われてきたことは、市民のためのヨーロッパ、市民により近いヨーロッパをどう構築するかということでした。「リスボン条約」でも残されたのは「市民の発議権」でした。EUでは、欧州議会への請願権などさまざまな形で市民の権利を保護するような施策が導入されています。また、年に2回、定期的に「ユーロ・バロメーター」という世論調査も実施され市民の声が反映されるようになっています。
つづく