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学校行事や授業風景、四季の移ろいなどを紹介します
物理[2年]~気中共鳴の実験
今週の2年生の物理では気中共鳴装置と音叉を使って音叉の振動数を求める実験をおこなっています。
気中共鳴装置の管に水を入れ、管の上で音叉を鳴らしながら水位を上下させることで共鳴する箇所を探します。
共鳴した位置を目盛りで確認し、それを複数回繰り返しながらデータを取り、最後に計算をして音叉の振動数を求めていました。
書道[1年]~集王聖教序“大地”
今週の1年生の書道では、行書体で“大地”という書を書いています。今回は王羲之という書家の“大地”を手本にしています。はじめに画面越しで先生の手本を見ながら書き方を学び、それから実際に書いてみました。
あまり書きなれない行書体の文字に最初は苦戦しつつも、手本を見たり手ほどきを受けながら書き進めていました。
真岡高校の四季~アジサイ~
今日は朝から本降りの雨となっています。今日は雨の似合う花ということで、現在グランド南側で見頃になっているアジサイを紹介します。本校では野澤一郎像のちょうど正面にアジサイが植樹されています。アジサイは一般的に葉に艶がありしっかりとした枝を持つガクアジサイと山間部に自生し繊細な枝を持つヤマアジサイに分けられ、さらにテマリ咲き、半テマリ咲き、ガク咲きという花序のパターンが存在します。本校にあるのはガクアジサイタイプのテマリ咲きという、いわゆる昔ながらの誰もが知っているアジサイです。花色は土壌のリンの含有量にもよりますが、本校にあるものはピンク色が基本のアジサイです。今日のような雨などで、土壌が酸性よりに傾いているため、基本のピンクに紫色が混在しています。その色合いがグラデーションのようで綺麗です。
ちなみにアジサイの花びらのように見えている部分は花びらではなくガクで、本当の花はテマリ咲きの場合は花序の内部に隠れています。複数枚のガクから構成される花のような部分を装飾花といい、それに対し本来の花を両性花といいます。装飾花には生殖能力はなく、種子ができるのは両性花のみです。また、テマリ咲きやガクの枚数の多い八重咲きは基本的に潜性遺伝のため、F1(子)の代では出現しません。本校のアジサイの種子から実生を育てても咲くのはガク咲きばかりになるということになります。
ちなみに花序の外側に装飾花があり、中央部分にたくさんの両性花があるガク咲きとよばれるタイプもありますので、ガク咲きの場合であれば容易に両性花を観察できます。土壌によって色が変わりやすかったり、様々な咲き方のあったりと、アジサイには知れば知るほど興味深い特性がたくさんあります。もしアジサイを見かけたら、本当の花である両性花を探してみてはいかがでしょうか。
進学講演会[3年]
先週金曜日に3年生とその保護者を対象とした進学講演会があり、非常に多くの保護者の方にもご参加頂きました。
講演会では共通テストの概況や傾向、共通テストまでのスケジュールについて、新課程になる共通テストの変更点や注意点などを説明していただきました。平日のお忙しい中、ご参加頂いた保護者の皆様ありがとうございました。
県民の日
明日6月15日は県民の日です。毎年県民の日の清掃の時間には「県民の歌」を放送していますが、今年は県民の日が土曜日のため、本日放送委員がCDにて「県民の歌」を流しました。
ちなみに「県民の歌」のCDジャケットには4つの動植物の写真が載せられています。左上がヤシオツツジ、左下がオオルリ、右上がカモシカ、右下がトチノキです。これらはそれぞれ栃木県の県花、県鳥、県獣、県木に指定されていて、右下にいるルリちゃんは県鳥のオオルリがモチーフになっています。
本校にも至誠の碑の後ろや心字庭にヤシオツツジが植栽されていて、トチノキも生徒の教室が入る1棟のすぐ前にたくさん植えられています。ヤシオツツジは桜の花とほぼ同じ時期に開花期を迎えるため、今年の花はもう終了してしまいましたが、来年の3月下旬から4月上旬にはまた綺麗な花を咲かせてくれるはずですので、来年の花の時期は、ぜひ県花であるヤシオツツジの花を観察してみてください。