食品科学科より

食品科学科3年「総合実習」

3年生の総合実習では、食品製造、微生物利用、食品化学の3部門に分かれて実習・実験を行っています。

今日の食品製造実習では、味噌の原料となる麹(こうじ)の仕込みをしました。120kgのお米を蒸して、ほぐして種菌とよく混ぜて、製麹機に入れます。二日間温度管理をして麹ができあがります。できた麹は、蒸した大豆や塩と混ぜて樽に詰め、半年~1年発酵させて味噌にします。







食品化学実験では、お酢やジュース、ヨーグルトなどの食品に含まれる有機酸の量を調べる実験を行いました。
酸とアルカリを混ぜると中性になることを利用した中和滴定法という方法を使いました。
試料を希釈したり、滴定をしたり、実験器具の取扱は細かい作業が多いのですが、集中して取り組むことができました。