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食品科学科より
食品科学科味噌製造「味噌の切り返し」
7月上旬に食品科学科の2年生と3年生がそれぞれ「味噌の切り返し」を行いました。
【切り返しとは】
発酵・熟成の途中に、味噌を掘り出して別のタルに移すことです。本校の場合、3月~4月の間に合計12タルの味噌を仕込んでいます。それらを混合することによって、製品の状態を均一化します。
<切り返しの目的>
①タル内の各部位を均一に発酵・熟成させる。
②酸素の供給により、酵母の増殖を促進。
➂発酵熱によるタル内の熱の放熱
切り返し前の味噌の様子(計12タル)
手順の説明
現在の味噌の様子
本校の米味噌は天然醸造のため、温度管理のない部屋で味噌の発酵・熟成を行っています。7月上旬は暑い日が続きましたが、そんな中、食品科学科の2年生・3年生の皆さんが、安全面や衛生面に気を付けながら丁寧な作業をしてくれました。
この米味噌は、この後10月下旬から11月にかけて、製品化を行います。今後は食品科学科の1年生から3年生まで皆で協力して良い製品を作っていきます。
本校の米味噌は1パック750g詰で販売する予定です。1タルからおよそ200~250個のパックを作ることができます。地域の方々への販売については、HPなどで周知をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。