介護福祉科より

介護実習(3年生)⑥

ロールプレイで介護内容の振り返りを行いました!
 今日は、認知症の幻視がある方への対応方法を、ロールプレイを通して振り返りました。
 認知症がある利用者様に寄り添う介護を行うためには、自尊心を傷つけず、自立支援を行うことが大切です。新型コロナ感染症拡大防止のために、接触を伴わない介護を実践しました。

〈今回の対応のポイント〉
  ・認知症があり、落ち着かない利用者様への対応
  ・幻視がある利用者様への対応
  ・おやつの説明
  ・おやつの準備(テーブルの消毒)
  ・利用者様への手指消毒の説明・実施
 
○選手宣誓
 3年生全員が、「今まで学習した内容を駆使して全力で介護します!」と誓いました。ロールプレイに一生懸命取り組みます。
 
 

○一人分の時間は、10分間です!
 10分間のうちに、コミュニケーションを図りながら、利用者様一人ひとりに丁寧に対応していきます。
  

○振り返り
 クラス全員で、良かった点や改善すべき点などについて、意見交換を行いました。自分一人だけでは気がつかなかったことも、クラスメイトの意見を聞くことで新たに気づくこともありました。
 最後は、よりよい介護についてまとめを行いました。
 

 利用者役は、教員(3人)とモデル人形(1体)、介護者役は、生徒で実施しました。最初は、とても緊張していて、自己紹介もできない生徒もいましたが、さすが3年生!、おやつの話題になると積極的にコミュニケーションを図っていました。