介護福祉科より

介護福祉科志望の中学生のみなさんへ③

介護福祉科志望の中学生のみなさんへ③
 今回からは、介護福祉科の学習内容について紹介します。
介護福祉科では、3年間で1855時間の福祉の専門科目を学習しますが、中でも一番時間数が多いのが「介護実習」です。

「介護実習」は、実践的・体験的な学習活動を通して、地域における継続した生活を支援する知識と技術を身につける科目です。実際に、地域の高齢者施設や障害者支援施設で介護実習を行い、サービス利用者の生活や家族を含めた支援について学習を深めます。

本校の介護福祉科では、
 1年生  11日間 (高齢者デイサービス実習)
       2日間 (高齢者グループホーム実習)
 2年生  13日間 (介護老人福祉施設又は介護老人保健施設)
       1日間 (訪問介護実習)
       3日間 (障害者支援施設)
 3年生  25日間 (介護老人福祉施設又は介護老人保健施設)
という流れで、一人あたり、3年間で55日間の介護実習を行います。
 写真は、昨年度の3年生の介護実習

例年ならば、この時期は1年生・2年生の介護実習ですが、今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために、全ての介護実習を校内で代替しています。
 
身体接触を伴う直接的な実習ができないため、介護技術は、DVDや教員によるデモンストレーションを元に学習を進めています。


絵文字:星在校生から中学生のみなさんへ絵文字:星
 私が、福祉科に入学して一番頑張ったことは、部活動と勉強の両立です。
私は、野球部に入部しましたが、入学当初は、練習と勉強の両立が難しいといつも悩んでいました。しかし、3年生になり、自分が野球部の部長となったので、より一層勉強方法を工夫して、努力しなければならないと切実に考えるようになりました。夜が苦手な私は、朝早く起きて勉強したり、時間を決めて勉強したりと、自分の生活を見つめ直して学習するようになりました。3年間、一生懸命活動してきた野球部も、今は引退して一段落しましたが、就職・介護福祉士国家試験合格という次の目標に向かって、今は努力しています。(3年生 Nさん)