介護福祉科より

介護福祉科志望の中学生のみなさんへ②

介護福祉科志望の中学生のみなさんへ②

 みなさんこんにちは、今回は、介護実習室の紹介です。

 本校の介護福祉科には、介護技術を勉強するための介護実習室が2つあります。少し大きめの教室に、介護ベッドが10台あります。この教室で、教科書やテキストを元に学習した介護技術を、クラスメイト相手に実習します。最初は、クラスメイト相手の実習で緊張したり、恥ずかしがったりすることもありますが、みんな誰もが『初めて』なので、和気あいあいと楽しく実習しています。

      
   ※写真は、昨年度の1年生の洗髪実習の様子です。
  (今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、
   直接的な介護実習を実施していません。)
 
 介護実習室には、何と水道が10カ所もあります!
 さぁ、なぜでしょうか?
 答えは・・・・介助の前と後に、感染予防のために毎回、手を洗うからです。今は、新型コロナウイルスの予防のためにも、みなさん手を洗うことが習慣化していると思います。介護の現場では、常日頃から、一人の介助毎に、手をしっかりと洗っています。
 

絵文字:星在校生から中学生のみなさんへ絵文字:星
 私は、福祉という仕事に興味があり、この学科に入学しました。
 3年間で着脱介助(服の脱ぎ着)、歩行介助、移乗介助(ベッドや車イスの移乗)など、様々な介護技術を学ぶにつれて、「どのように介助したら、更によりよい介助ができるのか?」と、疑問を持ち、研究するようになりました。今年度は、新型コロナウイルスの影響で、栃木県高校生介護技術コンテストは中止となってしまいましたが、私は、このコンテストで県代表になることを目指して、自分の介護技術に磨きをかけることができました。1つの介護技術にも、根拠や工夫があります。介護の奥深さを、一緒に学びませんか?(3年 Tさん)