教科別の指導、特別活動、自立活動、総合的な学習(探究)の時間、各教科等を合わせた指導などの学習によって生活力を高め、一人一人の社会参加と自立を目指して、障害の程度や児童生徒の発達に即した教育を行っています。
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◆小学部紹介
小学部では健康でより良い生活習慣を身に付けるため、毎日の指導に取り組んでいます。また、学校生活に見通しをもたせ、日課や環境を整えながら学びの工夫をしています。
特色ある授業
日常生活の指導
衣服の着脱、荷物の整理、排せつ、食事、挨拶、係活動など
自分の身の回りのことをできるだけ自分でできるようにしていく学習です。
生活単元学習
自然に親しむ、行事の事前学習や事後学習、買い物ごっこ、調理、創作活動、季節の遊び、植物の観察など
児童の興味や関心に基づきながら、具体的な経験や行事に関する学習を通して、総合的に生活力を高める学習です。 各教科の内容を総合的に取り入れて学習しています。
自立活動
一人一人の課題別学習を中心に、時には集団で行います。
苦手なことを改善したり、得意な部分を伸ばしたり、自立を目指し、主体的に自己の力を発揮し、より良く生きていこうとするための学習です。
各教科
国語・算数、音楽、体育など
児童の状態に応じて、学習内容を工夫しています。
保護者等の方々とともに個別の指導計画を作成し、目標達成のために手立てを工夫し、分かりやすい授業を心がけています。
◆中学部紹介
中学部では、将来の社会参加と生活自立を目指し基本的な生活習慣の定着を図り、基礎学力の向上、さらに社会人としての基礎的な力が身に付けられるよう学習に取り組んでいます。
特色ある授業
健康の保持増進を図り体力を向上させること、自分の身辺処理がきちんとできるようになること、家庭生活や社会生活に必要な知識と技能、態度を養うことに努め、社会人としての基本的な力が身に付けられるよう個別の指導計画に基づいた指導を行っています。
社会に出て役立つ力、生活に生かせる力の育成を目指し、生徒の発達の段階に応じて各教科の学習に取り組んでいます。
家庭生活や働くことへの興味・関心を広げ、働く意欲がもてるよう「職業・家庭」「作業学習」に取り組んでいます。学習をとおして、働くために必要な知識や技能、挨拶、返事、報告などの態度を養います。
◆高等部紹介
高等部では社会参加・自立を目指します。また、生活コース・総合コース・職業コースの3教育課程に基づいて、社会人・職業人としての人格形成を図り、勤労の意義の理解を深めるとともに、社会生活・職業生活に必要な基礎学力・知識・技能・態度を育みます。
特色ある授業
基本的な知識・技能の習得に、体験的・実際的な学習を行うとともに、指導内容に応じた効果的なグループ編成による、個別指導目標に応じた指導を行っています。
作業学習・職業教育の充実を図りつつ、1年生は、学期ごとの校内実習、2年生は、二学期から、3年生は一学期から産業現場等における実習を行います。いずれも2週間行われます。
健康な社会生活を送るのに必要な体力・気力・態度を養うため、体力保持増進の時間を設定しています。継続的な指導を行うとともに、日常生活の指導で、健康や衛生の知識を高め、実践する態度を育成します。
◆訪問教育学級の紹介
訪問教育学級は、障害や疾病のため通学して学習することが困難である児童生徒が、家庭や施設(国際医療福祉リハビリセンター医療型障害児入所施設「なす療育園」)などで学習を行っている学級です。
授業時間は、週3回、1回2時間となっています。
特色ある授業
児童生徒の様子や保護者等の願いなど、総合的に考慮して学習内容を選択しています。
教師が一対一で指導にあたり、健康状態や発達段階を詳細に観察しながら、児童生徒の実態にあった指導を行っています。
施設では、個別の学習の他にグループ(集団)での学習も行っています。