日誌

飯舘村実地研修2024 ~自分たちの未来を創造し発信することができる次世代の復興を担う人材育成プログラム~

認定NPO法人ふくしま再生の会の皆様及び東京大学大学院教授の溝口勝氏(本校OB)にご協力をいただき、今年度も飯舘村実地研修を開催しました。

今年は、本校生39名(過去最多)のSSC部員・有志生徒だけでなく、福島県立安積高等学校の生徒7名、福島県立白河高等学校の生徒4名、計50名が参加しました。放射能濃度測定や埋設土壌の放射線量実習、動物モニタリングカメラの設定や堆肥作り体験、ドロえもんクイズ大会や復興ディスカッション、飯舘村長泥地区環境再生事業(環境省)など各種施設の見学など充実した1泊2日の研修となりました。

 

【会 場】 福島県相馬郡飯舘村他

【期 日】 令和6年9月21日(土)~22日(日)

【講 師】 認定NPO法人ふくしま再生の会、東京大学大学院農学生命科学研究科 溝口 教授

      環境省福島地方環境事務所、東京大学学生2名(TA、本校OB)

【目 的】 

⑴ 東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故について理解を深めると共に防災や減災、復興の歩みについて学ぶ。

⑵ 農地再生の取組の見学や現地での実習・体験活動を通して、放射線及び土壌除染に関する知識・技術を学ぶ。また、福島県飯舘村の現状を知ると共に、農業IoTの科学技術に関する理解を深める。        

⑶ 他校との交流事業を通して、自分たちの未来を創造し発信することができる次世代の復興を担うための素地を築く。

【参加者】

⑴ 栃木県立大田原高等学校 生徒39名、教員4名

⑵ 福島県立安積高等学校  生徒7名、 教員1名

⑶ 福島県立白河高等学校  生徒4名、 教員1名

⑷ 和歌山県立向陽高等学校教員1名、三重大学大学院生1名

【内 容】

9月21日(土) 研修1日目

〇飯舘村長泥地区 環境再生事業施設(環境省)見学

 

 

〇図図倉庫見学

 

 

〇体験活動

 

・放射能濃度測定           ・埋設土壌の放射線量測定

  

・堆肥作り体験       ・動物モニタリングカメラの設定体験

 

・課題研究

 

〇夜間研修

・ドロえもんクイズ大会       ・天文講座

 

 

9月22日(日) 研修2日目

〇復興ディスカッション  テーマ「復興に向けて自分たちができること」

  

 

 

 

〇東日本大震災・原子力災害伝承館見学