日誌

飯舘村実地研修2025 ~自分たちの未来を創造し発信することができる次世代の復興を担う人材育成プログラム~

認定NPO法人ふくしま再生の会の皆様および東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授の溝口勝氏(本校OB)にご協力をいただき、今年度も飯舘村実地研修を開催いたしました。

今年は本校SSC部員・有志生徒の計34名だけではなく、栃木県立大田原女子高等学校から15名の参加があり、計49名の高校生が参加しました。空間放射線量測定や埋設土壌の放射線量測定、たい肥作り体験や動物モニタリングカメラの組み立て・設置、またドロえもんクイズ大会や復興ディスカッション、さらには飯舘村長泥地区環境再生事業(環境省)などの各種施設の見学など、1泊2日の研修となりました。

【会 場】 福島県相馬郡飯舘村および双葉郡双葉町 他

【期 日】 令和7年9月20日(土)~21日(日)

【講 師】 認定NPO法人ふくしま再生の会、東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授 溝口勝氏

       環境省福島地方環境事務所、合同会社MARBLiNG、中間貯蔵事業情報センター

       東京大学大学院理学系研究科修士2年 1名(TA、本校OB)

【目 的】 

  1. 東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故について理解を深めるとともに防災や減災、復興のあゆみについて学ぶ。
  2. 農地再生の取組の見学や現地での実習・体験活動を通して、放射線及び土壌除染に関する知識・技術を学ぶ。また、福島県飯舘村の現状を知るとともに、農業IoTの科学技術に関する理解を深める。
  3. 他校との交流事業を通して、自分たちの未来を創造し発信することができる次世代の復興を担うための素地を築く。 

【参加者】

  1. 栃木県立大田原高等学校 生徒34名 教員4名
  2. 栃木県立大田原女子高等学校 生徒15名 教員1名
  3. 東京大学大学院 学生1名
  4. 山口大学 学生6名 

【内 容】

9月20日(土)研修1日目

〇飯舘村長泥地区見学

   

 

 

〇図図倉庫見学

  

 

〇体験活動

・埋設土壌の放射線量測定       ・動物モニタリングカメラの組み立て   ・放射能濃度測定

  

・たい肥作り体験            ・課題研究(きのこ狩り→放射能濃度測定)

  

 

〇夜間研修

・東京大学大学院生による研究紹介    ・ドロえもんクイズ大会

 

 

 

9月21日(日)研修2日目

〇復興ディスカッション テーマ「復興に向けて自分たちができること」

 さいたま市立大宮北高等学校の生徒とオンラインで繋ぎ、ディスカッションするグループもありました。

  

 

 

〇東日本大震災・原子力災害伝承館見学

 

 

〇中間貯蔵事業情報センター見学