日誌

野球部 令和5年度 第105回選手権栃木大会 

   

第105回選手権大会3回戦(7月16日 日曜日 清原球場)12:06~14:23

国学栃木|101 100 001|4

小山高校|000 100 11 0|3  

盛永-高橋(心)

杉本(5)・佐々木(4)ー関根

二塁打:国学(1)、角城、佐々木

 

シード校として前年度覇者で甲子園メンバーが残る國學院栃木と2020年秋3回戦以来の対戦となりました。先発は春の大会はケガで登板できず悔しい思いをし、冬場にサイドスローに転向した制球力のいい2年生杉本でした。

立ち上がり緊張のためか死球・四球で無死一・二塁のピンチを迎えましたが、三番が犠打の後、4番センターへのテキサスヒットで失点しましたが、何とか最少失点で切り抜けました。

その裏相手先発の日本代表候補永盛君に対し、先頭伊藤が四球を選び、中村犠打でスコアリングポジションに進めたもののの後続が連続三振で凡退。

二回表は杉本が三者凡退に打ち取りいい流れでの裏の攻撃でしたが、6番関根が四球選んだものの内野ゴロ併殺で無失点。

3回表は二死から2番打者にレフトに二塁打を打たれ、3番に初球をレフト前に運ばれて追加点を奪われました。3回裏二死から一番伊藤が内野ゴロ悪送球で二塁に出塁後、2ボールから三盗をしかめたもののスタートが早く投手から三塁手に送球され無失点となりました。

4回表先頭5番盛永君にセンター前を打たれ、犠打後7番岡田君に追い込んだもののセンター前ヒットを打たれ、3点目を奪われました。

その裏先頭2番中村が四球を選び、3番山﨑がセンター前を放ち中村の好走塁があり、無死一・三塁で4番角城が7邪飛が犠飛となり1-3、5番2年生河村が四球で一死1・2塁の好機を迎えたものの6・7番が二人とも9飛に打ち取られ1-3のまま5回へ。

5回表は杉本が1番からの攻撃を6球で三者凡退に打ち取り流れを引き寄せました。

その裏の攻撃は先頭代打山下がいい当たりのライトへのライナー、9番杉本の代打に入った小柄でありながら速球に強い一塁コーチの山田(ようすけ)を代打に送り追い込まれてから、突っ込みを解消し見事に投手の足元にたたきつけるセンター前ヒットを放ちました。しかしながら後続が倒れ、ここで約10分間のグランド整備に入りました。

 

   

   

6回表、ここでエースの2年生佐々木が登板し、一死一・二塁から8飛で一・三塁にされたものの8番を6ゴロに打ち取り無失点で切りぬけました。

6回裏は3番から好機でしたが打ち取られ、5番が河村がこの日二つ目の四球を選んだものの、捕手からの送球でアウトとなり三者凡退、2点のリードを許したまま終盤に入りました。

   

   

7回の表、9番からの攻撃を三者凡退に仕留め、流れが傾きました。

先頭の関根が死球で出塁、山田(はると)が犠打で一死二塁とし、途中出場で春は5番打者の山下が追い込まれてから見事にセンターに運び1点差に迫るタイムリーを打ったものの、2塁を狙ったところでアウトとなり後続も倒れ1点どまり。

8回表先頭打者を打ち取ったものの4番にライト前に運ばれましたが、5番を二塁手伊藤(ひびき)が一塁寄りのゴロをスライディングキャッチで捕球し、463の併殺にしとめ流れが一気に傾いた雰囲気になりました。

8回裏、その伊藤が先頭でレフト前、2番中村が初球のバント失敗後内野の猛チャージの裏をかき、バントから切り替えて三塁頭上へ叩きつけるゴロで見事にバスターエンドラン決めました。無死一・二塁の大チャンスを迎えたもののバントができず、強攻に切り替えたところ三振、いやな雰囲気を4番角城が初球をライト線に鋭いゴロを放ち同点とし、なお二・三塁のチャンスでこの日、ボールを見極めて前の打席で大ファールを放った河村を迎えて押せ押せのムードとなりましたが申告故意四球で満塁とされ、一死満塁の大チャンスを迎えたところ2-1から4飛、初球を9飛とわずか5球で、相手守備がプレッシャーがかかる中、送球をさせることもできず同点で終わってしまいました。

3年前の秋も満塁の好機で三振三振で打ち取られ、やはり勝負強さを磨くことが課題として残りました。何とか相手守備にプレッシャーがかかる中で、転がしたり、スクイズを安心して任せられる技術を磨くことができませんでした。

同点で9回表を迎えたところ、一死からセンター前ヒットを打たれ、打者走者が二塁への進塁を試みたところアウトとし、二死三塁で9番俊足の半田君を迎えました。初球をインコースでどん詰まりのゴロに打ち取ったものの、打球がものすごく弱まり好守中村の素晴らしい守備ではなりましたがヘッドスライディングでギリギリセーフの内野安打で突き放されてしまいました。一番原野君にもライト前を打たれ、一気に一・三塁とされた大ピンチとなりましたが、二番をセカンドゴロに打ち取り最少失点で切り抜けました。

9回裏の攻撃は一死から投手の佐々木がレフトへ二塁打を放ち同点のランナーとしてチャンスを迎えましたが、1番伊藤が1ストライクから4ゴロ、2番中村が初球を8飛に打ち取られゲームセットとなり、春同様9回の攻防で2死から突き放され、同じスコアの3-4で敗退してしまいました。

 

   

   

本校としてはいつもながら強豪相手に打線をよく分析し、長打を一本で切り抜け最少失点で接戦に持ち込むパターンには持ち込めたもののまたして一歩適時打が出ずで負けてしまいました。

秋季大会はコロナ感染症で作新学院戦を辞退し、今大会でプレーすることがかなわなかった3年生がい

る中で今年のテーマである「やさしいチーム」仲間への愛情、思いやりがあるチームとなったことに成長の跡が見られました。

初戦の1回表先頭打者の飛球への中堅坂田のダイビングキャッチ、スクイズを外されながら、何とか高めのボールにくらいつきファールにした中村の執念のバットコントロール、代打で素振りを数回しただけで打席に入り日本代表候補のピッチャーから見事にセンターへはじき返した山田(よ)の執念の打席、ホームへのヘッドスライディング何度もボールに食らいつき見事にスライディングキャッチから併殺を奪った伊藤(ひ)、春の大会以降不調からスタメンから外れながら、前日から調子を取り戻し、粘り強くタイムリーを放った山下、初戦でレフトへのファールフライをダイビングキャッチで捕球した河村、好投手の低めのスライダーを見事に見極めて7四球を奪った打撃陣、王者相手に公式戦初登板で先発し何とか最少失点で切り抜けた公式戦初登板の杉本など、球際、瀬戸際、土俵際で何度も人の心を打つ、目指すべき野球を体現してくれました。

   

 

   

 新チームは人数が少なくなるものの夏の大会を経験した選手が数多く残ります。3年生はコロナ禍での高校野球生活でしたが、披荊斬棘のテーマを実践してくれました。

3年生マネージャが考えてくれた「愛」というテーマをプレーで表してくれ素晴らしいチームとなりました。

ここまで支えてくれた後援会、保護者、地域の皆様にも感謝の気持ちを持ち続け、3年生は15名は引退します。

愛のあるやさしいチームでした。お疲れさまでした。応援ありがとうございました。

 

第105回選手権大会2回戦(7月13日 木曜日 県営球場)11:45~13:31

鹿沼商工|000 000 001|1

小山高校|000 002 10 ×|4  

佐々木ー関根

 

   

昨年同様2回戦からの出場となり、ゲーム感覚が空いてしまったことが心配でしたが、バッテリーを中心にディフェンスが頑張ってくれました。1回表先頭打者のセンターへの飛球を中堅坂田のダイビングキャッチで、チームが一気に盛り上がりました。佐々木-関根のバッテリーが4回までパーフェクトに抑え、5回、7回に二塁まで進塁されましたが2イニングとも内野ゴロと三振にしとめ、ピンチを切り抜けました。終盤も左翼で出場の河村がファールをダイビングキャッチで流れを渡さずにしのぎました。

攻撃面では、2回・3回のスコマリングポジションを活かせず拙攻が続きましたが、4回に河村が四球宇、佐々木がヒット、伊藤(ひ)がタイムリーと2年生で先制点をもぎ取りました。

5回に一死満塁から中村がタイムリー、佐々木の犠飛、伊藤の2打席連続タイムリーで3点を追加しました。

後半は結局得点できず、最終回の相手の攻撃で1点奪われてしまいましたが、最後はピンチを切り抜けました。

3回戦は、昨年の優勝校国学院栃木との対戦になりますが、公立魂で思い切りプレーします。

   

   

   

   

第105回選手権大会組み合わせ及び開会式(7月7日 県営球場)

   

   

 

2年連続シード校として、夏を迎えることができました。全力でプレーしますので応援よろしくお願いいたします。 ※ベンチはすべて3塁側です。

7月7日(金)開会式(県営球場)

2回戦 13日(木)県営球場 第2試合 対鹿沼商工

3回戦 16日(日)清原球場 第2試合 対國學院栃木

準々決勝21日(金)県営球場 第2試合

準決勝 23日(日)県営球場 第2試合

決勝戦 25日(火)10時  

※ホームラン7月号に本校の記事を掲載していただきました。

※読売新聞(7月5日)夏に懸ける(中)に本校の記事を掲載していただきました。

 「小山 打撃磨きV狙う」

※高校野球ドットコムに熊谷商戦のレポートを載せていただきました。

 

最終戦 対下館工 23年7月6日(木)茨城・結城市鹿窪球場

下館工さんにお世話になり、ナイターで最終戦を行いました。

下館工野球部関係者の皆様お世話になりました。

   

 

   

決起集会(7月1日)

後援会によるボール贈呈式と保護者会による決起集会を行いました。

   

   

山形遠征(6月17日~18日)対日大山形・山形南・山形学院

1年ぶりに山形遠征に行ってきました。二日目は二チームに分かれ、二日間で合計6試合実施できました。初日は、米沢に立ち寄り、上杉神社にて参拝してきました。

   

 

   

 

令和5年度 第45回小山市長杯親善野球大会(5月3~4日)

   

 

1回戦 5月3日(水)11:16~13:32

小 山|320 121 03|12 8回コールド

連 合|000 002 10|3  ※連合(壬生・栃木翔南)

松倉(6回1/3)・青木(1回2/3)ー関根

二塁打:松倉(2)山田よ

    

   

準決勝 5月4日(木)8:29~10:49

小山西|000 000 100|1 

小 山|000 200 12×|5  

杉本ー関根

二塁打杉本

   

   

   

 

決勝 5月4日(木)14:45~16:50

小山西|003 527 000|1 

小 山|000 100 100|2  

清水(6)・山田は(2)・佐々木(1)ー関根(8)・山下(1)

三塁打:角城・山﨑 二塁打*中村・関根

 

打撃賞:松倉(小山)

MVP:中村(小山)

   

   

   

   

   

 

 

【5月】

6日(土) 成立学園(東京) 成立G(埼玉・久喜市)

7日(日) 不動岡(埼玉)  小山高G

13日(土)下館工(茨城)  小山高G

20日(土)石岡商(茨城)  小山高G

21日(日)①水戸一(茨城) ③高崎商(群馬) 小山高G

27日(土)竜ケ崎一(茨城) 小山高G

28日(日)前橋商(群馬)  小山高G

【6月】

3日(土)鹿島学園(茨城)  小山市営球場

4日(日)①県川口(埼玉) ③桐生市商(群馬) 小山高G

10日(土)つくば集英(茨城)※午後から2試合

11日(日)秀明英光(埼玉) 小山高G

17日(土)日大山形(山形) 日大山形G ※午後から2試合

18日(日)山形南 山形南G ※B戦山形学院

24日(土)熊谷商(埼玉) 小山高G

25日(日)①磯辺(千葉)③日野台(東京) 小山高G

7月

1日(土)北本(埼玉) 小山高G

2日(日)川口市立(埼玉)川口市立G

6日(木)下館工(茨城)鹿窪球場(茨城県結城市)※ナイター

7日(金)第105回記念大会選手権開会式 県営球場