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2023年4月の記事一覧

「つかめる水」を作りました

科学部で昨年度の冬に行った実験を紹介します。

手で「つかめる水」を作りました。

薬品を混ぜたあと、放置する時間を変えて、完成する硬さや見た目の違いを調べました。

<材料>

・アルギン酸ナトリウム 5g

・塩化カルシウム     4g

・水          250ml、400ml、1L

・ペットボトル     2本

・ボウル        2個

・おたま        1個

 

<手順>

①   ペットボトルに水250mlアルギン酸ナトリウム5gを入れて溶けるまでよく振る。

②   20分放置して気泡を抜く。

③   ペットボトルに水400ml塩化カルシウム4gを入れて溶けるまでよく振る。

④   ③の溶液をボウルに移す。

⑤   おたまに①の溶液を注いで静かにボウルに沈める。

⑥   ゆっくりおたまを外しボウルに浮かしn分放置する。

⑦   もう一つのボウルに水1Lを入れ、⑥を中にくぐらせる。

 

 <結果>

⑥の放置時間 2分

・表面は少しぼこぼこしていたがうまく固まった。

2分

直径3.5cm


3分

・表面はきれいだったがあまり固まらなかった。

3分

直径4.5cm


4分

・固まったが水に移す段階で形が少し崩れてしまった。

4分
直径3.3cm


5分

・前半分はきれいに固まったが後ろ半分は崩れてしまった。

5分

直径5.5cm


10分

・表面もでこぼこせず、綺麗に固まった。

10分
直径7cm

 

〈感想〉

 今回は5回に分けて実験を行いました。放置時間10分の時に綺麗に固まりましたが、時間を変えるだけで無く、分量を変えてみて2回目の実験も行ってみたいと思いました。