栃木県立小山高等学校
~小山高校は2018年に創立100周年を迎えました~
〒323-0028 栃木県小山市若木町2-8-51 TEL 0285-22-0236
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4月18日に 新入生向けに泡々パニック実験を行いました。
この実験は、象の歯磨き粉の実験という名前で知られています。
実際に象の歯磨き粉に使われているわけではなく、
大きな動物の象がハミガキをできるくらい泡がでることから、この名前がついています。
使用したもの
方法
①中性洗剤20mlをメートルグラスにはかりとり、メスシリンダーに入れる
②メスシリンダーに過酸化水素水を100ml入れる
③食用色素10%溶液を②のメスシリンダーに入れて、少しまぜる
④温めたヨウ化カリウム水溶液を③のメスシリンダーに入れる
⑤発生した泡に火のついた線香を入れる
結果
過酸化水素水とヨウ化カリウムが反応して、泡が発生した。発生した気体を調べるために、泡の中に線香を入れると、激しく燃えた。
考察
泡に入れた線香が激しく燃えたため、酸素が発生したと考えられる。
感想
この実験は文化祭の時にも行いましたが、その時は泡の中に線香をいれても反応が小さかったです。
(そのため、その際は線香の火を入れる部分の演示はしませんでした。)
今回行った実験では、写真のように勢いよく線香の火が燃えました。
これは、今回は水槽の下の部分まで線香を入れて、泡の中にある酸素の塊に線香の火が触れたため、勢いよく反応したのだと思われます。
何回か同じ実験をしていますが、今回は線香の燃える様子まで見せることができてよかったです。
4月18日 新入生向けに、ルミノールの発光実験を行いました。
使用したもの
方法
①ルミノールを水酸化ナトリウム水溶液に加え、ルミノール溶液を作る。
②過酸化水素水とフェリシアン化カリウム液を混ぜ、酸化剤溶液を作る。
③①液と②液を混合し、反応を観察する。
④発光している③の混合溶液を半分に分け、1つにはフルオロセインを、もう片方にはローダミンBを添加する。
結果
③のとき、ルミノール溶液が過酸化水素水と反応し、青色に光った。これは反応時の化学エネルギーが、光エネルギーに変わり光ったため。
④のとき、フルオロセインを加えると黄色に光り、ローダミンBを加えると赤色に光った。
感想
電気なしで液体が発光しきれいでした。
今後、これを利用した様々な発光現象を実験してみたいと思いました。
新入生に科学部の楽しさが伝わっていればうれしいです。
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