小山市と栃木県立小山北桜高等学校との包括連携協定
小山市(以下「甲」という。)と栃木県立小山北桜高等学校(以下「乙」という。)は、地域社会の発展に資するため、相互の連携により取り組むものとし、次のとおり協定を締結する。
(目的)
第1条 この協定は、甲及び乙が相互の密接な連携と協力をすることにより、地域の課題に迅速かつ適切に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に寄与することを目的とする。
(連携事項等)
第2条 甲及び乙は、前条の目的を達成するため、次の事項について連携し協力する。
(1) まちづくり及び地域活性化に関すること
(2) 社会貢献に資する人材育成に関すること
(3) 教育・研究に関すること
(4) 暮らしの安全・安心、健康・福祉、環境・エネルギーに関すること
(5) その他、前条の目的を達成するために必要な分野に関すること
2 前項に規定する各分野における連携・協力する事項は、必要に応じて別に定める。
3 甲及び乙は、連携・協力事項の具体化を図るため、必要がある場合には、特定の事項に関する検討組織を設置することができる。
(秘密保持)
第3条 甲及び乙は、この協定に基づく活動において、相手方より知り得た秘密事項について、第三者に対し開示又は漏洩してはならない。ただし、事前に相手方の承諾を得た場合は、この限りではない。
(協定の期間等)
第4条 この協定の有効期間は、協定締結の日から平成29年3月31日までとする。ただし、期間満了の1ヶ月前までに甲又は乙のいずれかから申し出がない場合は、さらにその期間を1年間更新し、その後も同様とする。
(その他)
第5条 この協定に定めのない事項又は疑義を生じた事項については、その都度甲及び乙が協議して定める。
小山市と栃木県立小山北桜高等学校との包括連携協定に係る実施事業等
小山市と栃木県立小山北桜高等学校が相互の密接な連携と協力をすることにより、地域の課題に迅速かつ適切に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に寄与することを目的として下記の事項について連携し協力します。
1.連携事項
(1)まちづくり及び地域活性化に関すること
(2)社会貢献に資する人材育成に関すること
(3)教育・研究に関すること
(4)暮らしの安全・安心、健康・福祉、環境・エネルギーに関すること
(5)その他、前条の目的を達成するために必要な分野に関すること
2.実施事業について
№ | 実施事業等 |
1 | 【まちづくり及び地域活性化関係】 小山北桜高校(以下、「高校」という。)の生徒が考案し、平成25年10月21日おやまブランドに認定された「元祖おやま和牛入りかんぴょうカレーパン」に続き、高校生の持つ企画・発想力をさらに生かして小山市の地域資源を活かした新商品(あげピザ等)の開発に取り組み、小山市は新商品の協力企業等のマッチングに協力します。 |
2 | 【まちづくり及び地域活性化関係】 高校は、小山市が実施する「桑の実プロジェクト」等の地域活性化事業に協力するとともに、地域住民との地域コミュニティの核、生涯学習の場として地域住民の学校の遊休施設等の利用を促進します。 |
3 | 【社会貢献に資する人材育成関係】 小山市は桜の里親制度・大沼ヒガンバナ植栽等の「まちづくり」に関係する事業や、「おやまサマーフェスティバル」等のイベントにおいて、高校の参加・協力を得て、より魅力的で活気ある取り組みを図ります。 |
4 | 【教育・研究】 小山市は、学校の授業や活動の中で必要となる情報の提供や職員の協力等の人的支援を行い、高校は小・中学生対象の公開講座(ジュニア・キャリアアドバイザー事業)等を行うとともに、市の施策への提言・協力等を行い、双方の持つ資源を有効に活用していきます。 |
5 | 【暮らしの安全・安心、健康・福祉、環境・エネルギー関係】 高校は、平日の昼間に大規模災害が発生した際、避難所の開設・運営や要配慮者の避難誘導等地域防災の担い手となり、防災・減災活動に協力できる体制を整えます。また、高齢者施設慰問等の地域への福祉活動、環境美化活動、ラムサール条約湿地に登録された「渡良瀬遊水地」の湿地環境及び希少植物の保全を図るため外来種除去活動等や校内の木材を利用した木質バイオマス活用研究等に取り組みます。 |
ご来場いただき ありがとうございました。