進路指導部より

令和3年度 栃木県立聾学校特別支援連携協議会の実施について

 新型コロナウイルスの影響により5月20日(木)に2年ぶりの開催となりました。午前中は、福祉施設関係などの方々をお招きし、聴覚管理、手話講習会などの実施後、「コロナ禍の中での移行に伴う様々な課題」という協議題で施設や本校卒業生の取り組みや課題についてご意見をいただきました。午後は、企業や行政関係などの方々をお招きし、「コロナ禍での職場定着に向けて」という協議題で始めにハローワークの方から情報提供をいただき、話し合いをもちました。各企業や県内の生活支援センターの方々からは、相談内容としてコロナ禍の中で全員がマスクを着用しているためグループトークに参加できないことやメンタル面の相談の増加に伴う対処の仕方が変わってきていることなどが話題に出ました。


アンケートから

・幼稚部から慣れた場所で相談や教育を受けられるのは、親も子も安心できると思いました。

 ・生徒が少人数で、子ども達への配慮が行き届いており、しっかり顔が見え変化にも気づける関係性が保たれていると感じました。

 ・掲示板やUDトークの紹介があり良かったことや聴こえを補うために見える化されていることへの気付きやトイレをきれいにされている印象を受けました。

 ・新しいツールの話やwithコロナに関する話、他社の取り組み、行政の対応方針などを知ることができ有意義でした。

 ・ロジャー等知らないものなどの知識を得られて勉強になりました。

 ・企業の生の声を聞くことができて良かったです。企業間でも学び合っている様子が見られ、印象的でした。
など

 

 当日は、コロナ禍の中で多くの方々に参加していただき大変、ありがとうございました。在学中に必要なことへのアドバイスや具体的な状況に応じた多くのご意見をいただき今後の指導に生かしていきたいと考えております。