ブログ

校長室から

ご挨拶

 本校は昨年度、創立20周年という節目を迎え、新たな歴史を紡ぎ始めています。とはいえ、総合学科教育においては、前身校の時代から長い歴史と確かな実績を積み重ね、地域の期待を背負いながら、そのパイオニアとして歩みを進めてまいりました。その歩みを支えてきたのは、変化を恐れず挑戦し続ける精神にほかなりません。
 前身である氏家高校は、平成6年、全国で初めて総合学科が設置された6校の1つとして選ばれ、栃木県第1号の総合学科として新しい学びに挑戦した学校です。また、地域とともに歩んできた喜連川高校の伝統も受け継ぎ、その精神は現在のさくら清修高等学校へと確かに引き継がれています。こうした歴史と挑戦の積み重ねが、今日の教育活動の礎となっています。

 本校では、校訓である「自主自立」「進取創造」「敬愛協働」の精神を大切にし、生徒一人ひとりが高校生活を歩む上での確かな指針としています。

 「自主自立」は、自らの意志で進む道を選び、自分の力で未来を切り拓く姿勢を示しています。本校の総合学科では、生徒自身の興味や将来像に合わせて科目を選択し、学びを深めることができます。日々の経験を通して関心が広がり、進みたい方向が見えてくることも多くあります。こうした積み重ねが、3年後の大きな成長につながります。

 「進取創造」は、失敗を恐れず挑戦し続ける心を表しています。変化の激しい現代においては、知識を学ぶだけでなく、自ら考え判断する力が求められます。挑戦には失敗がつきものですが、失敗は立ち止まる理由ではなく、次の挑戦への大切なステップです。本校では、生徒が安心して挑戦できる環境づくりを大切にしています。

 「敬愛協働」は、互いを尊重し、違いを認め合いながら共に歩む姿勢を意味します。日々の挨拶や礼儀、仲間と力を合わせて取り組む活動など、何気ない習慣の積み重ねが、人としての大きな力となります。本校では、多様な価値観を持つ仲間との学び合いを通して、豊かな人間性を育むことを目指しています。

 これからも本校は、総合学科の特色を生かし、生徒一人ひとりの志や進路に応じた主体的な学びを支え、信頼される伴走者としてその歩みに寄り添いながら、確かな成長を支える教育に努めてまいります。

 今後とも、さくら清修高等学校への温かい御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

栃木県立さくら清修高等学校長
髙野 純子