学校の様子

アカデミアさくら清修が開催されました

市民・保護者・在校生が参加しアカデミアさくら清修が開催されました。
8月21日(月)「もう一度読む古典」
 校長先生が「安倍晴明とは何者か」に物語と日記の位相の違いを押さえた読み較べで鋭く迫りました。魅惑的な映像を折り込みエネルギッシュに語る講義は、引き込まれずにはいられないものでした。受講者からは「晴明の実像に多方面から迫る楽しい講座だった。」「日記との比べ読みが実像に迫る有効な手段だと気付かされた」「ゲーム・アニメの映像がおもしろかった」などの感想が寄せられました。
      

8月22日(火)「植物史話 幕府採薬使と薬園」
 竹末先生が、徳川吉宗時代の採薬使(本草学者・薬草採集人)の活躍が自然の宝庫日光ブームのきっかけになったことを、資料をたどりながら紹介されました。懐かしい植物遊びで和んだものの、戦場ヶ原の百花繚乱の美しさが絶滅の危機にあるという現実には心が塞ぎました。受講者からは「植物と歴史の組み合わせが新鮮な講義だった」「栃木の植物や関わった人々をたくさん知ることができた」「植物の背景がわかり興味がわいた」などの感想が寄せられました。