Sano G. 活動日誌

【高1】 学年フィールドワーク

1 期日:令和5年9月29日(金)

2 内容:以下の4コース

A 先端技術コース 方面:喜連川・宇都宮  担当:茂木・砂金

  AM 三菱ふそう喜連川研究所見学

  PM 栃木県産業技術センター見学

  関連ワード 先端技術・研究開発・自動車・機械・工学・検査機器

B 里山・環境保護コース 方面:茂木町・益子町  担当:松井・戸田

  AM 茂木町「美土里館」見学

     「茂木町まちなか文化交流館ふみの森」見学

  PM 「NPO法人トチギ環境未来基地」講話

    関連ワード 里山・環境問題・ゴミ処理・堆肥バイオマス・森林保護・木材活用

C 自然散策コース 方面:日光  担当:大嶋浩・大和

  AM 日光戦場ヶ原散策(ネイチャーガイド付)

  PM 栃木県立日光自然博物館見学

  関連ワード 自然・害獣問題・地球温暖化・林業の衰退・過疎問題

D 那須街おこしコース 方面:那須 担当:木村元・川田

  AM  那須まちづくり広場見学・講話

  PM  一般社団法人nasu.lab.(地方ラジオ局)見学・講話

  関連ワード 街づくり・観光・メディア・インターネット・廃校活用・食

A 生徒感想抜粋「三菱fusoさんにお邪魔した際、実際の車の試験を車に実際に乗って試験を体験するっていう、稀な体験ができて楽しかったです。その試験の中でもブレーキのシステムの実験で、普段味わえないようなバスのドリフトを体験し、興奮が止まりませんでした。また、栃木産業技術センターさんの方では、今まで見聞きしたことのない先端技術を搭載した機械が沢山あり、空いた口が塞がらないほどすごい技術ですごかったです。」

B 生徒感想抜粋「今日の経験を通して、茂木の町の「町全体が一体となった環境対策」に触れることができたように思います。ただ単に二酸化炭素を減らそう!プラスチックを減らそう!という表面からアプローチするのではなく、昔から築かれてきたコミュニティの力、里山を守ろうとする心が自然な環境対策につながっているのだろうなと感じました。自然に優しい町のあり方を実現するには、まず人々と自然を近づけて好きになってもらうことと、一度との繋がりを作ることが大切なのではと考えさせられました。また、茂木は全体的に趣があり、特に道の駅は地元のものを生かした商品ばかりなのにぴかぴか輝いて見えて、買い物が止まりませんでした。また、今日は行く先々で気になることは全部尋ねることができました。目一杯学べたのではと満足しています。」

C 生徒感想抜粋「私は今回Cコースに参加して、環境というものから様々なことを学ぶことができました。一つは思い、もう一つは理想と現実です。一つ目の思いは今回案内してくださったウメさんについてです。私も自然は好きで将来は環境系の職業に就職しようか検討しているほどです。ですが、ウメさんの御話を聞いていてそれ以上にこの日光の自然を守りたいという強い思いを感じました。例えば、鹿の侵入を防ぐための柵や音を研究しながら鳴らしていること、自然を守りつつも人も自然を楽しめること、山道の管理整備、案内など様々な工夫がされていました。また多くの人が豊かな自然の持続に携わっていることを知り、私たちも日々環境に配慮して生きていくべきだと思いました。佐野市のような下流側でも自然保護のために何かできるはないでしょうか。二つ目は理想と現実ですが、これはウメさんが難しいことだとおっしゃっていた長く生きている一つの木のために周りの若い木を伐採してしまっていいのかというものです。私もこの御話を聞いたとき非常に難しいなと思いました。解決するためにはやはり科学に期待するべきなのでしょうか。自然も保護しつつ人間も自然を楽しめるというこのようなベストな関係になる日が来てほしいことを願うばかりです。最後に、課題研究ではこの二つは常に必要で心得ておくべきものだと思っています。今日のフィールドワークでは日光の環境保護を通して課題研究を含むこれからの未来においても大切になってくることを楽しみながら学ぶことができました。本日は私たちのためにわざわざお時間を取っていただき、案内してくださってありがとうございました。」

D 生徒感想抜粋「1か所目のまちづくり広場では廃校を活用し、子供から高齢者まで幅広い様々な人達がコミュニティの場として利用していることがわかりました。高齢者の孤独死問題の解決や学校に行けない子供たちを手助けする手段としても、とても良いものなのではないかと思いました。午後の那須町散策では、那須の知られていない隠れ名所的な場がたくさんあることがわかりました。どちらの講話も大変ためになりました。課題研究では障害者の問題について調べているので、特に1か所目の「コミュニティの場」というのが活かせそうだと思いました。今日、学べたことをぜひ参考にしていきたいです。」