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2023年2月の記事一覧
【中学】クエストカップ全国大会 視聴サイトはこちら
クエストカップ全国大会は以下の日程で行われ、発表の様子はリアルタイムで配信されます。
是非ご覧ください。
◎中学1年生 ソーシャルチェンジ
2月23日(木)10時24分~ 【 ブロック9 / チーム名:チームさのまる 】
10時58分~ 【 ブロック5 / チーム名:エクスカリバー 】
◎中学2年生 コーポレートアクセス
2月18日(土)11時46分~ 【 企業:カルビー / チーム名:ゆき双葉 】
⇒【コーポレートアクセス ファーストステージ】の視聴はこちら
◎中学3年生 スモールスタート
2月19日(日)10時44分~ 【 チーム名:にんじん 】
【中3】進路講話
高校教諭の川俣先生より、「私の進学先の選び方」という題で進路講話をいただきました。
講話では、大学の学部についてや、大学生の1週間の時間割、川俣先生の大学を選んだ理由や大学での生活についてお話をいただきました。
生徒たちは自分たちの将来をイメージしながら熱心に講話を聞いたり、話し合ったりしていました。
【中2】クエストカップ(コーポレートアクセス)全国大会 出場チーム紹介
18日(土)に行われるクエストカップ全国大会(コーポレートアクセスファーストステージ)の出場チームを紹介します。
中学2年生は、9月から12月にかけて「コーポレートアクセス」の活動に取り組んできました。
活動の様子は下の記事でご覧ください。
【中2】総合的な学習の時間 コーポレートアクセス「企業紹介」(10月18日)
【中2】スペシャルウィーク(コーポレートアクセス)(11月2日)
【中2】コーポレートアクセス クエストミーティング(11月28日)
全グループがクエストカップにエントリーし、下のグループが「カルビ-優秀賞」に選ばれ全国大会への出場を決めました。
チーム名:ゆき双葉(2年3組)
メンバー:中原 悠水さん、中村 こころさん、兵藤 楓姫さん、森山 理恵さん、渡邉 佑真さん
作品名:バーチャルでお菓子を食べる
作品の概要:人が味覚を感じるメカニズムをもとに、食物アレルギーがある人も、カロリーを気にしている人も、そして、宗教上食べられないものがある人までもが、「『バーチャル』でお菓子を食べる」ことにより、全人類がお菓子を思い切り楽しめる世界を提案します。
クエストカップ(コーポレートアクセスファーストステージ)は、2月18日(土)にオンラインで開催されます。
その中から、「企業賞」、「準企業賞」に選ばれたグループがセカンドステージに選出されます。
自分たちの企画の魅力を思う存分発表してほしいと思います。
【中1】クエストカップ出場チーム壮行会
2月14日(火)5校時、総合的な学習の時間で取り組んできた「ソーシャルチェンジ」で、1学年代表として全国大会に出場することが決まった2チームのプレゼンテーションおよび壮行会が行われました。
代表となったのは、2チームです。
2組「チームさのまる」テーマは「道を利用する人を助けるために」
メンバーは安塚千咲さん、嶋村燦希さん、諸戸翔空さんです。「チームさのまる」の3人は、佐野市をきれいにするために、植え込みへのポイ捨て防止策として、「植え込みアート」を考えました。小中学生が道などの植え込みをきれいに整えることで、ポイ捨てがしにくくなると同時に、環境にも良い取組です。3人は実際に、本校の中庭にある植え込みを刈ることで、この方法が実現可能かどうかを確かめました。
「割れ窓理論」をご存じでしょうか。ある場所にひとつ空き缶が捨ててあると、いつの間にかそこには空き缶の山となるように、汚いところを放置すると、ますます汚くなってしまいます。このことから、ごみが捨てられやすい植え込みに着目し整えることで、人々がごみを捨てられなくなる環境づくりを目指そうというものです。
「ポイ捨て禁止」ではなく「街をきれいに」という、ポジティブな呼びかけが広まると、お互い気持ち良く過ごしていけそうですね。
次に、3組から、「エクスカリバー」テーマは「危険を察知するマシーン 横断歩道でのSACCH」
メンバーは、熊倉莉乃さん、秋野智可さん、岡星愛音さんです。「エクスカリバー」の3人は、日常の中に潜む、道路での「ヒヤリハット(危険一歩手前の体験)」を防ぐにはどうすればよいかと考え、1枚のカードにGPS、バイブレーション、音声、公共機関との連動、振動感知機能記録を搭載したアプリ・カード「SACCH(サッチ)」を考案しました。このSACCHの面白いところは、危険な目に遭った回数を1年間記録したり、緊急時にボタンひとつで通報できたりする機能を搭載しています。
また、カードは1枚900円(高校生以上)で、小中学生には1人1つ学校から支給されます。アプリは無料です。利用者にはポイントが付与されるなど、現代の電子マネーやポイントカードの長所をうまく取り入れつつ、人々の安全につながるところが素晴らしいと思いました。
次に、シンカ委員長の高木幹太さんから、代表2チームの発表を見ての感想と、激励の言葉が送られました。
2チームそれぞれのアイデアについて、まるで先生かと思うような的を得たコメントと温かい励ましをもらい、6名は23日(木・祝)の本番を迎えます。
最後に、学年主任の高野先生からは、9月から始まったこの「ソーシャルチェンジ」において、身の回りの「困っている人」に目を向け、仲間と協働して取り組んだ探求活動を通して学んだことを、5年後、10年後に生かしてほしい、との話がありました。
15期生のみんな、世の中をより良くするために自分たちに何ができるか、これからもすてきなアイデアを生み出していきましょう。
【中2】「トリプルSプロジェクト」大成功!
2月3日(金)に佐野小において、中学2年生の有志が進めてきた「トリプルSプロジェクト」が行われました。
「トリプルSプロジェクト」については、これまで何度も本校HPで取り上げてきました。
《校長室便り》
【中学】「トリプルSプロジェクト」中間発表(その3)(10月11日)
【中2】「トリプルSプロジェクト」中間報告(その2)(8月18日)
《活動の記録》
【中2】「トリプルSプロジェクト」リハーサル (11月28日)
中学2年生2名の「自分たちが学んだことを小学生に伝えたい!」という思いで4月に動き始めたプロジェクトが、佐野小学校様の協力の元、2月3日に形となって実現しました。
以下では、佐野小学校で行われた「Sプロジェクト」本番の様子を紹介します。
有志の生徒15名は、1時間目の授業終了後に佐野小学校へ移動しました。
佐野小学校に到着すると、代表生徒は佐野小学校の校長先生に挨拶へ行き、他の生徒は会場である体育館の準備を始めました。
準備の時間を短縮するために、あらかじめブルーシートにテープでマス目を作っていたので、とてもスピーディに準備ができました。
ゲームに使用するカードは、SDGsのテーマ1~17について、それぞれ「解説・原因1・原因2・解決」の4種類、全68枚あります。このデザインや内容もすべて生徒が作成しました、
佐野小の3時間目の開始時間に合わせて、小学6年生の児童が入場しました。
最初に、本プロジェクトのテーマであるSDGsについて知っているかを質問しました。
その後、小学生は3~4人グループに分かれ、それぞれのグループにサポート役の中学生がつきます。
【少し緊張した様子で自己紹介をしています】
本活動では、「SDGs1~17のテーマの中から2つのテーマを同時に解決する方法を考える」というミッションをクリアするために、すごろく形式のゲームでヒントを集めていきます。
まず、グループごとにミッションの紙を受け取ります。
ミッションによって、SDGsのどの番号について考えるのかが決まります。
すごろく形式のゲームでは、止まったマス目によってミッションを考えるヒントとなるカードやポイントを獲得します。
その後、ポイントとカードを交換したり、他のグループとカードを交換したりすることで、ミッションを解決するヒントを集めます。
交換が済んだら、集めたカードを元にミッションの解決方法を考えます。
ここで重要なことは、ミッションに対する絶対的な解答があるわけではなく、「自分なりの考えで解決方法を導く」という点です。なかなか解決方法が思いつかないグループは、サポート役の中学生からアドバイスをもらいますが、その中学生も模範解答があるわけではありません。小学生と一緒に解決方法を考えます。
その後、自分たちで考えたミッションの解決方法を中学生の代表生徒へ説明し、それを聞いた中学生がアドバイスをします。
小学生のワークシートには、メモや考えたことがたくさん書き込まれていました。
【ワークシートも中学生が作成しました】
最後に集合写真を撮影し、中学生が作成した記念品を渡して授業は終了となりました。
ちなみに、この記念品も、中学校の技術の授業(木工)で余った端材を利用し、表面を廃棄予定だった自然由来の食用油で加工(オイルフィニッシュ)するなど、SDGsの視点にこだわって作成されました。
【小さな木材に収まるコンパクトなデザインです】
最初は緊張気味でしたが、活動を通して仲良くなり、最後は分かれるのが名残惜しそうにしていました。
小学生が 去った後の体育館を片付け、中学生たちは附属中へと戻りました。
本活動の様子は、佐野ケーブルテレビが取材し、佐野市教育委員会の方も見学に来ていました。
「Sプロジェクト」は、生徒が主体となってここまで進められてきました。
「自分たちが学んだことを小学生に伝えたい!」という想いをどうすれば実現できるのかを考え、試行錯誤を繰り返しながら少しずつ形にしていき、遂に「Sプロジェクト」を見事に成功させました。
2人の思いだった「種」が、4月に校長室へ行くことで「芽」を出し、少しずつ周りの人を動かすことで成長して最後には大きな「花」を咲かせました。
発起人としてこのプロジェクトを成功させた2人の想いと行動力は本当にすごいと思います。
【インタビューを受けている生徒が、発起人の2人です】
また、その熱意に賛同し、協力・サポートしてくれた生徒の皆さんもよく頑張りました。
当日に佐野小学校で活動した生徒以外にも、多くの生徒が協力してくれました。多くの生徒に支えられてこの成功があるのだと思います。
ゲームに参加した小学生だけではなく、「Sプロジェクト」の活動に参加した中学生にとっても、多くの学びがあったと思います。生徒たちの更なる活躍がこれからも楽しみです。
最後に、快くご協力くださった佐野小学校の皆様、大変お世話になりました。
特にありません。