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こんにちは!野球部マネージャーです。
今回は私たちにとって偉大な先輩である3年生の物語をご紹介します。
今年の3年生は部員が1名でした。
入学当時、2・3年生は選手24人、マネージャー5人の合計29人の先輩方がいたそうです。
しかし新入部員は自分1人、しかもコロナの影響で休校が続き、
6月まで学校で練習することができませんでした。
同級生はおらず1人で悩み苦しんだこともあったそうです。
野球の技術的なことや、この先の野球部のこと、
先輩方が引退したらどうなるんだろう。
来年は後輩が入部してくれるのか、入部しても人数が少なかったら・・・。
そんな不安を抱えながらも自分にできることを精一杯頑張っていたそうです。
2年生になり新入生は10人の選手と2人のマネージャーが入部をしてくれました。
安心した気持ちもありましたが、レギュラーを目指しながら1人で後輩の指導、
この後輩たちが元気いっぱいで個性が強く、まとめるのが大変だったそうです。
3年生が引退し、いよいよ自分が最上級学年。
主将で4番、エースピッチャー、まさに大黒柱でした。
しかし、チームは練習試合をしてもなかなか勝てず、悩む日々が続きました。
3年生になり新入生は10人の選手と1人のマネージャーが入部をしてくれました。
3学年合わせて24人、決して多くはありませんが
3年生1人で支え、まとめるのはとても大変だったことと思います。
また最後の春の大会はコロナの影響で出場辞退、
高校野球の最初と最後の春の大会を迎えることができませんでした。
それでも前を向き日々の練習に励んだ結果、
最後の夏の大会では1勝することができました。
野球部の厳しい時期を耐え、後輩たちを支え、
どんな逆境も乗り越えてきました。
今の白楊野球部があるのは卒業された先輩方はもちろん、
間違いなくこの3年生がいたからだと思います。
私たちも白楊野球部の良き伝統を受け継ぎ、
来年の夏に向けて頑張っていきたいと思います。