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今年度も、全国高等学校家庭クラブ連盟が主催する「第28回クリエイティヴコンテスト」に挑戦しました。全国45校から351点の応募がある中、本校の服飾デザイン科3年生 影山 歩佳 さんがクリエイティヴ賞を受賞しました。
授賞式において、影山さんは「自分が作りたいと思っていたものが形になり、このような賞をいただくことができて嬉しい」とコメントしていました。
副賞として、ミシンが影山さんに贈られました。
これからも、素敵な作品をたくさん作ってください。
11月20日(日)に、令和4年度服飾デザイン科ファッションショーが、3年生の保護者を対象に行われました。課題研究として、一人ひとりがこだわりのある衣装を製作することができました。
テーマ:「」(ノイ)
前の世界で終止符を打ち
新しい世界で新しい自分を生きる
どんな世界にも終わりがあり 始まりがある
貴方も私と一緒に輪廻する世界へと進んでいこう
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
今年度も、様々な方に支えられながらファッションショーを成功させることができました。
もっとたくさんの方々にご覧いただける日が、早く来ることを祈っています。
令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会〈栃木大会〉で、参加者の皆さんにお渡ししたお土産について
最後にお土産や冊子を入れてお渡しした「トートバッグ」についてご紹介したいと思います。
トートバッグは2年生が中心となって製作を進めました。
まず、バッグを大量に作るということが初めての体験となった2年生、試作し型紙づくりをするところから始まりました。
このバッグには「織り」と「染め」の技法が使われています。
まず、表地の真ん中の生地は、桜や車輪梅などの植物で草木染めをした糸を織機で織ったものです。
ひとつひとつ丁寧に、時間をかけ織り上げました。
次に裏地。こちらは藍がめを用いてまだら染めを行ったものです。
あとはひたすら縫い合わせ、形にする作業です。裏地と縫い合わせる際にタックが寄らないように縫うところが難しかったです。
ひと工程ごとに丁寧にアイロンをかけたり、入念に糸始末をしたりと、お渡しするみなさんに少しでもきれいな仕上がりのものを届けられるよう思いを込めて作りました。
織物の色合いやまだら染めの仕上がりによってひとつひとつ表情の異なるトートバッグとなりました。みなさんのお手元のトートバッグはどのような風合いでしょうか?気に入っていただけたでしょうか?
少しでも長くお手元に置いてご活用いただければ幸いです。
ご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました。
令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会〈栃木大会〉で、参加者の皆さんにお渡ししたお土産について
今回は、「刺し子のブローチ」をご紹介します。
ブローチは以前から交流のある市内の障がい者就労支援施設である「TERAScompany」さんと共同で製作しました。
まずはすくもで建てた藍がめを使用し、生地を藍染します。
色のパターンをいくつか試し、TERAScompanyの山中さんとも話し合いを重ねました。重ね染めを使い分け、3パターンの藍色を作り上げました。
あとはこの藍染した生地にTERAScompanyの方々が刺し子をしていただき、素敵に組み合わせ、ブローチに仕上げてくださいました。
大会当日には本校職員も胸に付けており、「素敵ですね」と声をかけてくださった方がたくさんいました。皆さんにもぜひ藍染と刺し子の風合いをお楽しみいただければと思います。
TERAScompanyさんのHPはこちら→https://akari-teras.com/
令和4年度全国高等学校長協会家庭部会 被服・服飾デザイン系高等学校長会〈栃木大会〉では、参加者の皆さんに服飾デザイン科生徒が心をこめて手作りしたお土産をお渡ししました。
そのお土産ができる工程を、ご紹介していきたいと思います。
今回の記事でご紹介するのは、「裂き編みのコースター」と「しおり」です。
コースターは主に2年生が、しおりは1年生が製作を担当しました。
コースターはほとんどが、2年生が被服製作検定2級のシャツブラウスやじんべいの製作で使用した生地のあまり布で作られています。
あまり布を1.5cmくらいの幅に切り、布テープを作ります。その布テープをつなぎ、かぎ針でコースターを編んでいきます。
編み上がったら、ワンポイントの模様を打ち込んだ皮と紐を付けて完成です!
この皮は本校の服飾工芸部でブレスレットを作った際に余ったものの一部を使用しています。
次にしおりです。しおりも日頃の授業の製作工程で出たあまり布で製作しました。
あまり布をセンス良く並べ、ラミネートし丁寧にカットしていきます。
しおりに付けるひもを作っていきます。細長く切ったあまり布2本をねじりながら合わせます。
しおりに穴をあけ、ひもを通し結んで完成です。
コースターもしおりもあまり布を活用したサステナブルなお土産となっています。