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宇東は今日も元気です。(第3話)

3月5日(木)の昼前。

暖かな光に包まれる中庭を春嵐が吹き抜けていきます。その中庭に咲くピンク色の花を撮ろうとしたその時、小さなミツバチが飛んできました。またとないチャンスに、すぐさまシャッターをパチリ。



「カンツバキ」―花言葉は「申し分のない愛らしさ」。11月から2月にかけて咲く花。とすると、写真の花は少し遅れての開花ということになるでしょうか。そう考えると、こんな物語が見えてきました。

―カンツバキから収穫すべき食料を運ぶのを忘れたミツバチ。慌てて飛んでいくと、運良く遅咲きのカンツバキがある。風に振り落とされそうになりながらも、巣に必ず運ぶのだと必死にしがみつく。―

非日常が続く今。普段なら見えない、聞こえないものが、こういう時に見えたり、聞こえたりするものです。

皆さんの周りにも「小さな物語」はありますか?