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本校では、第三期県立高等学校再編計画に基づき、生徒一人ひとりの興味関心に応じた選択科目の開講するほか、学習習熟度別少人数授業を展開できるよう、令和8年度入学生より「進学に重点を置く単位制」を導入することといたしました。併せて、6年間の計画的・継続的な教育活動ができるよう、令和9年度入学生より、「中等教育学校」へ再編することといたしました。
そういった中、高校再編するだけでなく、魅力と特色ある教育活動が展開できるよう、教職員はもちろん生徒会を中心に意見を聞きとるなどしながら学校改革を進め、地域の信頼を得てきた教科教育を中心とした進路指導に併せて、これまで取り組んできた一人一研究を中心とした課題研究の更なる高度化を図ることといたしました。
このため、令和6年度に文科省の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業に申請したところ、見事にこれまでの成果がや今後事業計画が認められ、令和7年度~11年度(5年間)の指定を受けることとなりました。
この事業を活かして、生徒一人ひとりの資質・能力の更なる伸長を図り、それぞれの夢や希望の実現に向けて、取り組んでまいります。
SSHに関する取組
【中高】SSHにおけるSTEAM教育の実践について
STEAM教育の実践に向け、本県のSTEAM教育推進事業を担ったプリマペンギーノさんの講師を招き、本校で実施しました。
様子を見ると、プロトタイプの手が動いていること、生徒が協働していること、発表などにおいて表現力があることなどについて、高評価を得ることができました。成果物は、本校2階の渡り廊下に展示しております。
一方で、イノベーションを起こすようなアイディアが少なかったことが課題であったと思います。
今後は、SSH事業を通じて、本校の生徒一人一人の資質能力をこれまで以上に伸ばしていきます!!
【高1】スーパーサイエンスハイスクール(SSH)講座、キックオフ
高校1年生は、「探究とは何か」を学年全体で目線合わせを行うため、SSH3期(13年目)の栃木高校の課題研究担当の先生をお招きし、講座を行いました。
他校と比較して、意見が良く出る、周りの生徒との意見交換が活発であるなど、中高一貫教育校ならではの学校の雰囲気が感じられるとの評価もいただきました。今後、一人一研究でより良い成果が挙げらることが期待されます。
【高3】一人一研究の論文作成講座
本校では、以前から一人一研究での課題研究を実施しており、3年次ではこの課題研究を論文にすることとしております。論文を書くにあたって、著作権の扱い等について確認する内容の講座からスタートです!!