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図書館概要

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校長先生による読書感想文講習会


 トップページでもお伝えしていますが、7月31日(水)に行われた校長先生による読書感想文の書き方講座について、こちらでは少し詳しくお伝えします。

 当日は60名以上の中学生が、思い思いの本を持って図書室に集まりました。図書室が人でいっぱいになりました。


 いきなり本を開くのではなく、校長先生は「何のために読書感想文を書くのか」ということを生徒に問いかけます。指名された生徒達は「考えるため」「学ぶため」などと自分の考えを述べます。


 よく読み、考えを深め、自分の頭の中を整理し確認していく作業が始まります。ワークシートに沿ってそれぞれが考えを深めていきました。途中、うまく進まない生徒には校長先生がアドバイスをくださいます。


 校長先生の問いかけに、考えてメモを書いていくといつの間にか読書感想文の骨組みの構成ができあがっていました。
夏休み中にこれが肉付けされて、いい読書感想文として仕上がるのが楽しみです。
校長先生、ありがとうございました!
図書館News

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ディスプレイ更新

 この春卒業の中3図書委員を中心に、中学図書委員のディスプレイ係が展示替えを行いました。



今回のテーマは外国文学です! おなじみの「星の王子さま」も紹介されています。

 しかも、今回は臨時で特別な展示が入ることになりました。
読書感想文の全国コンクールで中学2年のKさんが名誉ある毎日新聞社賞を受賞しました(おめでとうございます!)。それに伴い学校としても学校賞をいただきました。
めったにいただけない特別な賞なので、記念にその賞状や副賞なども展示しました。
 
 先に紹介した外国文学と併せての展示に変更です。



 外国文学の展示はコンパクトに凝縮されました。学校賞の賞状や盾、副賞も、なかなか見られないと思うのでこの機会にぜひどうぞ。

 

 しばらく展示していますので、来年度の読書感想文コンクールに向けて意欲を高めてもらえたらと思います。いろんな本を読んで、考えを深めていってください。
そのときは、ぜひディスプレイや図書館だより、図書館報「読書の栞」で紹介されていた本なども参考にしてみてくださいね!

校長先生による読書感想文の書き方講座

2018/08/09

校長先生による読書感想文の書き方講座

 | by:kam
 夏休み中の7月31日(火)、中学生の前期夏季課外に合わせて、校長先生が読書感想文の書き方講座を図書室で開いてくださいました。夏休みの宿題の定番である読書感想文が苦手と感じている中学生の希望者60人ほどが集まりました。

 物語文用、説明文用と二種類用意されたワークシートに記入しながら、だんだんと考えの核心に迫り、深めます。持参した本をもう一度読み返したり、印象に残っている部分や疑問に思った部分を思い返したりしながら、書いた構成メモをつなげていくことで読書感想文の骨組みができあがっていきました。

 途中、題名の付け方の参考として紹介されたものは、校長先生ご自身が高校生のときに県のコンクールで優秀賞を取られた作品というサプライズも!

 最後に書き出しや題名の工夫についても考え、読書感想文の大部分をこの時間で書くことができました。帰宅後、それぞれの生徒が忘れないうちに仕上げられたことと思います。

 普段は何かと忙しい中高生も、夏休みはじっくり考えるいい機会です。読んだ本を出発点にして、ぜひ思索にふけってください。


ディスプレイを変えました!(冬休みの前と後…)


図書館の中と、廊下にあるディスプレイの展示を変えました。
 12月の後半には冬休み特別貸出があり、通常より借りられる冊数が多くなりましたが、この期間に合わせて高校生がクリスマスの飾り付けをし、また本を借りた人へのブックカバープレゼントがありました。
 同時期に中学校ではポイントカードキャンペーンを実施しました。本を借りるたびにポイントがたまり、一定数になるとプレゼントがもらえます。
 飾り付けによってクリスマスのムードが高まる中で、中高ともに委員の活動が盛り上がりました。
  
 また、冬休み前には中学校図書委員のディスプレイ係が、展示替えをしました。
 今回のテーマは「シリーズ化された作品」です。シリーズ化は人気の証と言っても過言ではありません。魅力的な登場人物や毎回楽しめる構成など、きっとハマってもらえるシリーズをご紹介しています。
 係の生徒が放課後の時間を使って完成させた展示に、足を止めていただけたらと思います。
 

 そして、年が明けてすでに飾り付けも新年らしくなっています。
 
 今年度は高校図書委員の係が飾り付けを工夫して、季節感のある図書館になっています。今後も「来るのが楽しい図書館」「来ると気持ちが豊かになる図書館」になるよう活動していきます。図書委員会にご注目下さい!

 門井慶喜先生コーナーもあります!
 

 ※ 1/22~2/2は蔵書点検で、すべての蔵書の確認をするため閉館です。貸し出し中の本は必ず返却するよう、お願いします。

第2回図書館談話会

  10月25日(水)の放課後、中学図書委員会主催の談話会が行われました。
 今回のテーマは「謎解きチャレンジ! ミステリーを楽しもう」です。中学1年生から高校2年生までの縦割りのグループで、ミステリー小説の謎を解いていきます。図書委員以外の生徒や、興味を持った高校3年生も何人か参加して賑やかな会になりました。

 提示された謎は3つ。そのうち2つは小学生向けの作品からの出題でしたが、グループごとに意見を交わして制限時間内に何とか答えを出しました。特に二問目は意外にも間違うグループがちらほら……!

 三問目は綾辻行人作「どんどん橋、落ちた」からの出題です。一般向けの作品だけあり、簡単には解けません! 謎が完全に解けたグループはありませんでしたが、発想としてかなり近づけたところの答えを聞くと、感嘆の声も上がりました。謎解きの正解を聞くと「そういうことか!」とすっきりしたようでした。

 ミステリー小説を敬遠しがちな人もいると思いますが、謎が解けたときの爽快感を味わって、新たな扉が開けるかもしれません。ぜひ、読書の幅を広げていってください。

今日から読書週間

10/27から11/9は読書週間です。
 本校図書館でも、普段あまり来館しない生徒にもぜひ来てもらおうと様々な取組を行っています。
 その一つは、時期に合わせたハロウィンの飾り付けです。高校の図書委員が放課後の時間を使って
館内のいろいろな場所を、カボチャやお化けなどをモチーフにしたハロウィングッズで飾りました。
 また、せっかくの読書週間なので、期間限定で貸出冊数を3冊までに増やしました。
 さらに、この期間に本を借りた人には図書委員手作りのハロウィン栞をプレゼント中です。
 秋も深まってきました。夜長に落ち着いた気分で読書をしてみるのもいいでしょう。
 この読書週間をぜひいい契機にしてください。
 
 

平成29年度第1回図書館談話会


 6月13日(火)の放課後、今年度1回目の図書館談話会が開かれました。
 今回は「日本の伝統文化に親しむ ー『小倉百人一首』を通してー」という内容で、カルタ取り大会を行いました。宇都宮市に縁の深い「小倉百人一首」に、中1から高3までの縦割りの班で取り組みます。単にカルタ取りをするのではなく、これだけは譲れないというお気に入りの一首を各自が心に決め、それを死守することも念頭に置いて頑張りました。
 まだ国語の授業で古典を勉強していない中1から、聞くだけで意味や文法的な事項が思い浮かぶ(であろう)高3までがハンデなしに競いました。中学生は圧倒的に不利かと思われましたが、競技カルタ経験者などもいて、札を取れず高校生が悔しがる、といった場面も。時間が経つにつれ勝負も熱を帯びていきました。
 カルタ取りのあと、何人かがどの歌が好きか、またその理由などを発表しました。「内容に共感できるから」「片思いの切ない心情が込められているから」といった理由のほか、「覚えていて札が取りやすいから」「自分の名前が歌の中に出てくるから」などという理由を挙げる人もいました。それぞれの思いをもって百人一首を楽しんでいることがうかがえる会になりました。


平成28年度 第2回 図書館談話会


 中学校の図書委員が企画運営し、第2回図書館談話会が行われました。
 今回の内容はビブリオバトルです。ビブリオバトルとは数人ずつのグループに分かれて各自が持ち寄った本を紹介し、一番「読みたい」と思わせた本を決めるものです。
 中学1年から高校2年までの図書委員で縦割りのグループを作り、それぞれのおすすめの本を紹介し合いました。小説についてはストーリーや魅力的な登場人物についての力説が多く見られましたが、ノンフィクションや絵本など、多彩な本が紹介され、参加者の読書の幅広さが垣間見られました。
 グループで代表が選出されたあと代表どうしの決勝戦が行われ、参加者全体で判定しました。最終的には2人の優勝者が決定しましたが、票は割れ、どの紹介も素晴らしく魅力的であったことの証となりました。

紹介された本を手に取ってみるなど、読書の世界を広げるきっかけになったのではないでしょうか。


平成28年度 第1回図書館談話会

 今年度も第1回図書館談話会が開催されました。
今回は高校生主催で、「読書会 -夏目漱石『夢十夜』を読む- 」という活動をしました。中高の6学年を縦割りのグループにし、一夜ずつを担当して読むことにしました。グループ内では高校3年から中学1年までの生徒が同じ作品を読み、感想を述べ合います。また、話し合った内容をグループごとに発表して交流しました。 



 中学生にとっては難しい作品ですが、高校生のリードでしっかり参加できていました。登場人物の言動や情景描写の持つ意味についてお互いの考えを述べ合うことで、新たな気づきも生まれたようでした。

 また、最後には漱石の別の作品や関連の分野の本なども紹介され、さらに読書に対する意欲が湧いてくる時間になりました。