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【高校】教育実習体験が行われました

本校では附属中学校併設という特長を生かし、将来教員を志望している高校2年生を対象に、附属中における教育実習体験を実施しています。

今年は9名の2年生が、6月と10月の2度にわたって体験を行いました。

6月の体験は授業参観のみでしたが、10月には教壇に立って、先生役となり授業を行いました。

 

<高校生の感想>

・授業の始めは緊張と不安からおどおどしてしまいましたが、クラスの生徒が積極的にたくさん発言してくれたことにとても救われました。実習体験をすることで、今まで気がつかなかった「教師」という職業の魅力にもたくさん気づくことができました。

・1時間分の授業を1人で行うというのは、責任を感じました。準備にはかなり時間が掛かりましたが、その分、授業が終わった後の達成感は大きく感じられました。一生懸命考えて行った授業を、中学生が真剣に取り組んでくれて、とても嬉しかったです。

・準備で大変なところもあったが、準備した分だけ生徒の理解度は深まるのだなと思った。この先、勉強をもっと頑張って、自分の生きたい大学へ行き、また栃木に戻ってきて、母校である宇東高or宇東附属中で数学を教えられる日を目標にして、教師になるための努力を積み重ねていきたい。

・事前の準備で1番悩んでいた「どのタイミングで板書をすれば良いのか」ということについて、やはり上手くいかず、授業後の先生からのアドバイスは大変参考になった。今回の体験で、さらに魅力を感じて「教師になりたい」と強く思った。中高一貫教育校でしか経験できない、本当に貴重な経験ができたことに感謝して、今回得たことを今後の生活に生かしたい。

  

また、県の教育委員会の先生が来校され、教員の仕事内容や魅力の紹介、また免許取得および採用試験に関する説明会を行ってもらいました。「小学校・中学校」「高等学校」「特別支援学校」それぞれの立場の先生方からの説明で、参加した生徒は新たな視点を持つことができたようです。

 

今回お忙しい中にもかかわらず協力してくださった中学校の先生方、また教育委員会の先生方、本当にありがとうございました。また、附属中の生徒の皆さんも、普段通り集中して授業に参加してもらい、高校生はみんな感謝しています。

今回体験をした高校生の皆さん、この経験を忘れず、次は本物の教師として授業をする日に向けた努力をしていって下さい。

また高校1年生や中学生も、次の機会があったらぜひ参加してほしいと思います!