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第55回宇東高卒業式

3月2日(月)に第55回宇東高卒業式が挙行されました。コロナウイルスの影響により、在校生は生徒会長のみという限定的な形で行われました。そんな中でも、我が子の晴れ姿を見ようと卒業生の保護者の方々が参列され、厳粛な式となりました。無事に卒業を迎えることができた安堵感と、3年間通ったという達成感から、卒業生には笑顔が見られました。
  
校長式辞では、日本文学の先人の話を交えながら、次のメッセージが卒業生に送られました。
「未知の世界を、不安視するのではなく、『わくわく』して迎えて欲しいと思います。そのとき大切なのは、清少納言や藤原定家がそうしたように
『思考と判断を他人に委ねないこと』
『何が正しい情報なのかを見定めること』
そして
『学ぶこと・探究することを決して止めないこと』
だと思います。」


在校生送辞では、直接見送りができなかった全在校生の思いを代弁するように、生徒会長が、今までお世話になった先輩への感謝と宇東高を発展させていく決意を述べました。
卒業生答辞では、今までの学校生活を振り返り、かけがえのない日々であったことを実感しつつ、その思い出を胸に社会へと羽ばたき、困難という壁の向こうにある希望を目指して歩み続ける決心が語られました。


卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。「正剛寛」の精神を忘れず、これからもがんばってください。