News

H30水球リポート

 
 
本校の水球部は、全国制覇の実績を持ち、オリンピック選手を輩出するなど、男子校時代からの長い伝統を誇る部活動です。今年も全国大会を目指して熱い戦いを繰り広げました。高校はあと半歩というところで大魚を逃しましたが、選手の多くが宇東附属中学の生徒で構成される県代表チーム「栃木水球クラブ」がジュニアオリンピックに出場し、全国ベスト16の成績を残しました。

この夏の戦いの跡を振り返ってみます。
 
 

[宇都宮東高校]

〇関東春季大会(7分×2 / 準決勝以降は5分×4

 ・第1試合 対 慶応義塾高校(結果 2-1)

   高校1年生にとっては高校での初の公式戦ということもあり、緊張感から、硬さが取れないままの試合になった。

 ・第2試合 対 前橋商業高校(結果 2-1)

   近年におけるライバル校との一戦。前橋商業高校水球部は歴史が長く、全国大会常連校で全国優勝も経験している強豪である。その強豪校と正面から堂々とぶつかり合い、1点差で勝ち切ることができた。

 ・準決勝 対 城北高校(結果 4-5)

   準決勝は、練習試合で何度も対戦経験のある相手。練習試合では勝つこともあった。是非とも決勝の舞台に立ちたかったが、1点差で敗れた。

関東春季大会は3位決定戦がないため、同率3位の結果となった。

 

〇インターハイ関東予選(7分×4

 ・第1試合 対 幕張総合高校(結果 12-5)

   近年実力をつけてきている幕張総合高校との試合。初日の第1試合目ということもあり、緊張した試合運びになることも予想できたが、選手が練習でやった通りのプレーをし、会心の勝利。

 ・第2試合 対 並木中等教育学校(結果23-2)

   思わぬ大差がついたため、普段あまり試合に出られない選手にも経験を積ませることができた。

 ・準々決勝 対 秀明英光高校(結果6-12)

   勝てばインターハイ出場決定という準々決勝の大一番。その舞台で、昨年の優勝校の秀明英光高校とぶつかった。前半は、事前の対策が効を奏し、2ピリオド終了時点で3-3と緊迫した試合展開となったが、後半は地力の差を見せつけられた。ただ、近年秀明英光高校とここまで接戦になることはなく、選手たちの自信につながったと思われる。

インターハイ関東予選はベスト8という結果となった。

〇国体予選(8分×4)

 ・第1試合 対 東京都(結果11-13)

   インターハイ予選優勝校の明大中野高校を主軸とする東京都との対戦。最後の最後まで競り合ったが、惜しくも敗れた。選手たちの頑張りの結果、関東1位のチームにここまでの試合をすることができた。

 ・第2試合 対 茨城県(結果16-1途中コールド)

   危なげない試合運びができた。

 ・第3試合 対 群馬県(結果5-5 ペナルティーシュート合戦2-4)

   事実上の代表決定戦であった。前橋商業高校には関東春季大会で勝利していたこともあり、絶対に勝ちたい一戦であったが、外のプールで水温が32度以上もあった悪条件の中、思い通りのプレーをすることができず同点で試合終了。ペナルティーシュート合戦の末敗れた。

 ・第4試合 対 埼玉県(結果2-17途中コールド)

   第3試合の疲れもあり、また相手に研究されていたこともあり、思い通りの試合ができなかった。残念ながらこの試合に敗れて3年生は引退となる。

 

[栃木水球クラブ(中学)]

  
 


 

 〇ジュニアオリンピック関東予選

   各ブロックで1位となれば全国出場となる関東予選。強豪群馬ジュニアが同じブロックにいたが、見事に突破し、3大会ぶりの全国出場を決めた。

 

 〇ジュニアオリンピック全国大会

   1次予選をブロック3位で通過。2次予選へと進んだが、PISCINA静岡に0-6と完敗し、ベスト16で大会を終了した。