日誌

世界は文字でできている ~書道部「東鷹展」より~

   

8月9日(金)~11日(日)の三日間、県総合文化センター第3ギャラリーにて、宇都宮東高校(および同附属中学校)の書道部展である伝統の「東鷹展」が開催されました。リニューアル成った県総文センターギャラリーの「こけら落とし」となる展覧会でもありました。
 書道作品というと、白と黒とのモノトーンの世界のように思われがちですが、そこにあったのは臨書の大作、篆刻、連綿の仮名書、ポップスの歌詞など「百花繚乱」の文字たちでした。
 特に面白かったのは、書道部員たちによる合作の作品群でした。平成の流行語を集めた作品、大化から令和までのすべての元号を並べた「元号」、そして、元素の周期表を漢字で表現した「漢字周期表」。
 世界は、言葉(=概念)でできているんだった・・・。そんな当たり前のことを、生徒たちの作品は気づかせてくれました。