学びの活動

2020年4月の記事一覧

機械システム系 1年生 実習紹介(工業技術基礎 原動機実習)

 機械システム系1年生のみなさんに、『工業技術基礎』実習で学ぶ「原動機実習」について紹介します。
 クルマやバイクのエンジンに興味がある人も多いと思いますが、その仕組みや構造を知っている人は少ないと思います。この実習では、エンジンの基本的な構造を学ぶため、実際に分解と組立作業を行います。また、分解したエンジンを測定し、排気量や圧縮比などの大切な項目を計算によって求めます。
 エンジンの分解・組立を行うためには、必要な工具を正しく使うことが大切ですので、工具について基礎知識や正しい扱い方法も学びます。教科書『工業技術基礎』の49ページに「工具の扱いかた」が載っていますので、読んでおくとよいでしょう。

 

   使用する工具         燃焼室容積の測定


 2年生になると「エンジンの性能試験」など、より専門的な実習もありますので、楽しみにしていてください。

機械システム系1年 工業技術基礎 旋盤

【旋盤作業】
 1年生の機械加工実習では、この工作機械と工具を使用します。
 何で、こんなことができるのか?工業技術基礎のP.79を読んで見てください。

      
   【工作機械:旋盤】      【工具:バイトとノギス】
           
      

           【製作する課題】

機械科 3年の実習紹介(NC旋盤)

 NCとは、Numerical Control(数値制御)の頭文字をとったものです。数値情報によって自動制御し、金属材料などを自動加工します。
曲面や勾配を綺麗に加工することが出来ます。
 
タレットツール本数 12本     スクロールチャック

        
            作品例

機械科2年生 実習紹介(MC・NC実習)

 複数の刃物を自動で交換できる装置(ATC:Auto Tool Changer)を持ち、数値制御(NC:Numerical Control)に従って穴開けや平面削りなどを1台でこなせる機械をマシニングセンター(MC:Machining Center)といいます。実習では、各自で考案したデザインをプログラミングし、オリジナル作品を製作します。
 
 【マシニングセンター】        【完成品】

【機械科・電子機械科】第二種電気工事士(上期)試験中止について

  令和2年5月31日(日)に実施予定でした第二種電気工事士(上期)筆記試験は、中止となりました。そのため、(下期)へ振り替え受験となります。詳細については、電気技術者試験センターのホームページで確認してください。

 

・令和2年度第二種電気工事士(下期)筆記試験 10月4日(日)

「今年度、着任した若手の先生」(機械科)

 今年度、新たに機械科の職員が加わりました。益子先生、滝澤先生です。新型コロナウイルス感染症対策に伴い、現在休校中ですが、学校再開に向けて、ベテラン職員の指導の元、若手職員が技術向上に励んでいます。
 職員一同、一日でも早くコロナウイルスが終息し、学校が再開する日を望んでいます。

【1年生の実習内容:溶接】
 
   【 練習風景 】         【 製作課題 】

【2年生の実習内容 :フライス盤作業】
 
   【 練習風景 】          【 製作課題 】

機械システム系1年生 実習紹介

 機械システム系1年生のみなさんは、『工業技術基礎』実習で、さまざまな専門の知識や技能を学びます。その中の一つに、計測実習があります。
 日常生活で距離や長さを表す時には、km(キロメートル)、m(メートル)、mm(ミリメートル)などを使います。しかし、ものづくりではさらに細かい0.01mmや0.001mm(千分の一ミリメートル)の精度が必要な場合があります。
 写真では様々な測定器がありますが、どのような名称で、どのように使うのか分かりますか。もしも興味があったら、教科書『工業技術基礎』を開いて、測定器の使い方を探してみてください。

 

クイズ:“1μm”(1マイクロメートルと読みます)は、何mmかな?