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平成28年度 SPH活動報告
2017年1月の記事一覧
スーパー・コンピュータ「京」についての講演会
1月11日(水)、1年生を対象に、「科学技術と産業」の時間を活用して、スーパー・コンピュータ「京」に関する講演会を開催しました。講師に、理化学研究所計算科学研究推進室辛木哲夫様と、清田茉莉様をお招きしました。スーパー・コンピュータ「京」の性能や特徴に関する説明から始まり、「どうしてスパコンが必要なのか」、「スパコンで何ができるのか」などのご講話をいただきました。生徒は、「シュミレーションで空気抵抗を計算することは、良い車をつくるのには必要である」、「スパコンの性能が今以上に上がれば、地震発生時にリアルタイムで津波の予報が可能になる」など、単なるスパコンのすごさだけではなく、スパコンの今後の果たすべき役割などについて、とても熱心に講話を聞いていました。世界トップレベルの技術とその活用を知ることができたことは、専門の奥深さと面白さを感じ、学ぶ意欲がさらに高まったと思われ、とても有意義で充実した講演会となりました。
機械システム系1年 現場見学
平成28年12月16日(金)、機械システム系1年生3クラスの生徒120名が、ものづくりの現場及び科学技術関連施設の見学を通して、専門分野への興味・関心を深めるとともに、進路選択の一助とすることを目的に校外学習を行った。各クラスともJAXA筑波宇宙センター、産業技術総合研究所の研究と成果を紹介しているサイエンス・スクエアつくばを共通に見学し、A組は(株)ヤクルト本社茨城工場、B組は森永製菓(株)小山工場、C組はヤマザキビスケット(株)古河事業所をそれぞれクラスごとに見学した。
≪生徒の感想≫

機械システム系1年A組 機械システム系1年B組

機械システム系1年C組
≪生徒の感想≫
産業技術総合研究所という機関を初めて知り、100年以上続いている機関であることが分かった。展示されている製品の中には自分も知っているものがあったりしたので、産業技術総合研究所の研究の成果は自分たちの身近なところで活躍しているのだと思った。植物の光合成を応用した発電方法や、1920年にはアンモニア合成用触媒があったのには驚きました。創薬支援ロボットまほろにも驚かされました。 JAXAでは、ロケットエンジンを見て、このような物を作る技術が日本にあるのが誇らしかった。特に、ロケットエンジンの配管の曲げや溶接部のきれいさと複雑さに驚き、職人技術はやはりすごいなと思った。液体窒素を制御する弁を見て「下町ロケット」を思い出したりもしました。 森永製菓では、徹底した衛生管理や安全対策、環境対策を見て、利益だけを求めてはいけないのだなと思った。また、従業員さんの挨拶も良く、とても気持ちよかった。エンゼルパイの表面の模様が余分なチョコレートをエアーで飛ばしたときに出来たものだということを初めて知りました。 |
機械システム系1年A組 機械システム系1年B組
機械システム系1年C組