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平成28年度 SPH活動報告
2016年11月の記事一覧
留学生による英語での専門の授業を実施
11月14日(月)、電子機械科2年生・電子情報科2年生を対象に、足利工業大学の留学生を講師に迎え、英語で専門の授業を行いました。同大学大学院情報・生産工学専攻のエランダ・クラワンシャさん(スリランカ出身)、同大学電気電子工学コース4年生のチュア・チー・シュンさん(マレーシア出身)を講師にお招きしました。留学生の研究テーマである「超電導」について、プロジェクターで画像を写しだし、ほぼ全て英語で授業を実施していただきました。高度で専門的な難しい内容だったにもかかわらず、生徒達は、聞き取れた単語と画像から講話を理解しようと真剣に話に耳を傾けていました。終了後の生徒アンケートでは、「新たな知識を習得することができた」、「これからの技術者は英語が必要である」、「英語を学ぶ意欲が高まった」という感想が多くありました。
海外進出企業の講演会
11月2日(水)、3年生を対象に、海外進出企業講演会を開催しました。講師に、アルプス電気株式会社人事部幾田大輝様と、技術本部佐藤宏樹様をお招きしました。幾田様からは、会社紹介をはじめ、電子部品・エレクトロニクス業界全般に関する動向や、ダイバーシティーの推進などについてご講話をいただきました。生徒は、「新入社員の約10%が外国籍社員である」、「多様な人材が、さまざまな職場で活躍している」などの話を伺い、国際化が進んでいる企業の実態を実感することができました。佐藤様からは、現在の仕事の内容をはじめ、今高校生が何をすべきか、会社人になるにあたっての心構えなどについてご講話をいただきました。特に工業高校出身である佐藤様の講話に対して、生徒は親近感を持ち、より身近で現実的な話として受け止めていたようでした。
来年4月から、就職や進学などで実社会へ飛び立つ生徒達は、今回の講演会を通して、多くのことを感じ、学び取ることができ、とても有意義で充実した講演会となりました。

来年4月から、就職や進学などで実社会へ飛び立つ生徒達は、今回の講演会を通して、多くのことを感じ、学び取ることができ、とても有意義で充実した講演会となりました。