平成29年度 SPH活動報告・ニュース

2017年9月の記事一覧

「南極観測」を通してグローバルな視点を養う!

 9月6日(水)、1年生全員を対象として、学校設定科目の「科学技術と産業」の時間を利用し、大講義室で「企業人による講話」を行いました。  
 国土交通省国土地理院(つくば市)から吉高神充先生(本校OB)を講師にお招きし、国土地理院の業務内容、新技術の開発・研究やその動向、南極観測隊の経験から観測の重要性、観測隊の活動について、スライドや動画を用いてわかりやすく説明いただきました。事後アンケートからは、62%の生徒が「南極観測隊に参加したい」、「どちらかといえば参加したい」と回答があり、事前アンケートと比べて4倍以上もの生徒が、南極観測に強い興味・関心を持ったことが分かりました。温暖化や気象の観測を通して、国際的に活動している吉高神先生の講話により、生徒達は「グローバル」な視点から活動することの意味を実感できる良い機会になりました。
 
                   写真:南極の氷(2万年前の大気を観察する)
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「鹿沼組子の耐力壁」一般住宅へ設置される!

 8月28日(月)、青木様邸(下野市駅東)の新築工事(添野工務店施工)で、本校の建築デザイン科3年の課題研究班(8名)が、「鹿沼組子の耐力壁」を設置しました。
 この「耐力壁」は、光の透過性に着目した「デザイン壁」です。当日は、下野新聞や東京新聞、とちぎテレビから取材を受け、今までの取組の様子が紹介されました。
 今回の設置工事は、生徒一人一人にとって、「伝統技法に関する研究」の取組の成果を確認し、外部に発表できる良い機会になりました。
 
  写真1:耐力壁を取り付ける        写真2:青木様と生徒たち
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