平成29年度 SPH活動報告・ニュース

2017年11月の記事一覧

がんばれ!相馬君、服部君、斎藤君! ~技能五輪全国大会~

 11月25日(土)~26日(日)に開催される、第55回技能五輪全国大会の建築大工部門に建築デザイン科3年の相馬光也さんと服部友哉さんが、配管部門に環境設備科の斎藤大樹さんが、それぞれ出場します。開催も間近にせまり、日々、最後の調整に取り組んでいます。
 この取組では、企業の技術者から教員と生徒が技術指導を受けたり、県内出場者との共同練習を行ったりするなど、多くの連携事業を行い、「技能力の向上」への興味・関心を高めることができました。
 出場する3名の生徒への、応援よろしくお願いします。
 『宇工魂』で、粘り強く、頑張れ!
 
 
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技能五輪全国大会が先行実施! ~競技職種「抜き型」~

 11月21日(火)から、本校において技能五輪全国大会「抜き型」が先行実施されています。「抜き型」では、フライス盤による前加工が必要なため、他職種に先駆けて競技が実施されています。製造業では、高精度で複雑な機械部品を製造するために、金属の薄板を打ち抜く工程があります。「抜き型」は、この薄板を打ち抜くためのプレス金型の一種になります。
 生徒達や教員は、フライス盤による機械加工や、やすりがけによる手仕上げを間近で見学できることで、「技能五輪」について理解を深め、「技能力向上」に向けて、興味・関心を一層高めることができました。
 競技職種「抜き型」をはじめ、多くの職種に本校卒業生が出場しています。
 『宇工魂』で、頑張れ、先輩!
 
 
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アクティブ・ラーニングを活用した実習 ~パスタ橋を作ろう~

 11月13日(月)、11月20日(月)に、建築デザイン科3年生11名が、建築実習において、アクティブ・ラーニングの手法を取り入れた公開実習を行いました。
 今回の実習は、建築構造や建築構造設計などの専門知識を活かし、身近な材料であるパスタを用いて、橋を設計して製作しました。強度の検証では、製作した橋に荷重をかけ、壊れるまでを計測し、実践的な強度設計について考察していきます。
 1日目には、2~3名のグループをつくり、橋梁の構造についてインターネットを活用して調査を行い、グループで図面を作成しました。2日目は、製作した橋梁を完成させ、強度試験を行い、さらに改良点について考察しました。
 生徒達は、「細い材料」で「強い橋」を作るために、話し合いを通して考えを深めながら、「細いパスタによる強い橋」を製作し、検証することができました。これらの取組が、今後の「深い学び」につながっていくことと思われます。
 
 
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「外国人講師による指導」始まる ~電子情報科の課題研究~

 10月27日(金)、11月17日(金)に、電子情報科3年6名の生徒が、「外国人講師」から指導を受けました。これは、グローバルエンジニアの育成に向け、外国人講師から直接指導を受けることにより、外国語(英語)の活用能力を図っていく事業です。
 今年度も、アメリカの大学名誉教授(工学博士)のグレゴリーA・バック先生を講師にお迎えし、課題研究の内容を英語でプレゼンテーションする方法を学びます。
 第1日目には、課題研究班の自己紹介や研究の内容を理解してもらう、オリエンテーションを行いました。自分の思いや考えを必死に英語で表現しようと、生徒達は、真剣に活動していました。
 今年度は、校内生徒研究発表会(2月2日)を英語で発表することを目指し、計6回の指導を受ける予定です。
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テクノプラザから発信~その3~

 11月10日(金)、本校テクノプラザの掲示コーナに、SPHで取り組んだ「技能五輪全国大会について」のポスターを掲示しました。
 「2017栃木開催 技能五輪への挑戦!」をタイトルに、本校の技能五輪への取組について、地域の方々をはじめ、JR雀宮駅や市立南図書館を利用する多くの方に発信していきます。
 技能五輪全国大会へは、本校より、3名の生徒が出場し、にしなすの運動公園メインアリーナで開催される建築大工部門には、建築デザイン科3年の相馬光也さん・服部友哉さんが、マロニエプラザで開催される配管部門には、環境設備科3年の斉藤大樹さんがそれぞれ出場します。
 学校での練習で技能を磨き、さらに大会に向けて日々練習を積み
重ねてきた努力の成果を発揮します。
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留学体験を発信 in 県総合文化センター(その2)

 11月2日(木)の午後に、県総合文化センターで開催された「グローバル人材育成講演会」のパネルディスカッションにおいて、環境土木科2年の船山真里さんが、イギリスやカナダに留学した体験と
JICAの派遣でラオスを訪問した経験をもとに、留学を通して得られた成果等について発表を行いました。
 「グローバル人材育成講演会」は、世界を視野に入れて活躍する企業人等の講演や、県内高校生の留学経験者等による体験発表を通して、広い視野と高い志をもったグローバル人材育成の機運を高めるものです。長期留学経験がある県内高校生3人と、講演会講師の安田菜津紀氏がパネリストとなりました。
 留学のきっかけやトラブルを乗り越えた話をはじめとして、聴衆の高校生からの多くの質問がありました。これらのディスカッションを通して、グローバル社会における在り方生き方に関する見識を広めるとともに、留学についての理解をさらに深めることができました。
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本校のSPHを発信 in 県総合文化センター(その1)

 11月2日(木)午前中に、県総合文化センターで開催された「とちぎの高校生課題研究等発表会」において、SPHの研究指定校となって3年目となる現在の取組と、研究を通して得られた成果等についての発表を行ってきました。
 「とちぎの高校生課題研究等発表会」は、県内代表5校がそれぞれのテーマで発表を行うことにより、互いに学びを深め合うことを通して、社会や世界とのつながりを意識することを目的として、県教委が今年度初めて開催したものです。
 発表会には、本校を代表して、建築デザイン科3年の伊藤夏洋さん、加藤大貴さん、菊地郁哉さん、小村赳央さん、福岡健太郎さんの5人が参加し、『世界に羽ばたくグローバルエンジニアの育成を目指して~「木造建築物の耐震実験」と「美観を備えた耐力壁の開発」~』というタイトルで、発表を行いました。
 本校SPHの取組内容を、パワーポイントにまとめ、わかりやすく明確にプレゼンテーションすることにより、多くの成果を、来場者を通し、県内高校に広く発信することができました。
 
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アクティブ・ラーニングを活用した実習 ~流速はどう計るか~

 10月30日(月)に、環境設備科3年生の設備実習において、アクティブ・ラーニングの手法を取り入れた公開実習を行いました。
 今回の実習は、水理実習装置を用いて、「流速をどのように計るか」、「流量をどうのように求めるのか」を考える実習です。
 生徒達は、ベンチュリ管(流体の流れを絞ることによって流速を増加し、低速部にくらべて低い圧力を発生させる効果を応用)や、オリフィス板(流量を求める装置)により「流れる力」が変化することに興味を持ち、話し合いを通して考えを深めながら、流速や流量を求めることができました。
 
 
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栃木県伝統工芸品展2017に「鹿沼組子の耐力壁」を出展

 10月28日(土)~29日(日)に、栃木県庁昭和館で開催された「栃木県伝統工芸品展2017」において、「鹿沼組子の耐力壁」を展示、説明しました。
 「栃木県伝統工芸品展」は、本県の風土と生活の中で育まれ、受け継がれてきた栃木県伝統工芸品を見て、触れていただく展覧会です。益子焼、結城紬などの伝統工芸士による製作実演のほか、伝統工芸品の販売や製作体験コーナーが開設されました。
 本校の「鹿沼組子の耐力壁」を出展したことで、たくさんの県民の方々に、これまでの取組みを理解いただき、多くの成果を発信することができました。
 
 
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