平成29年度 SPH活動報告・ニュース

2017年8月の記事一覧

「鹿沼組子による耐震壁」を新築工事へ!

 8月28日(月)、青木様邸(下野市駅東)の新築工事(添野工務店施工)で、本校、建築デザイン科3年の課題研究班(12名)が、「鹿沼組子による耐力壁」の設置を行うことになりました。
 今回の新築工事における「鹿沼組子による耐力壁」は、光の透過性を活かしたデザインに注目したものですが、一般住宅に設置されることは今までの研究の大きな成果です。
実際の住宅への設置方法や段取りについて、添野工務店様に技術指導を受けながら生徒たちは学習していきます。
 
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テクノプラザから発信~その2~

 8月16日(水)、本校テクノプラザの掲示コーナに、SPHで取り組んだ「鹿沼組子による耐力壁」のポスターを掲示しました。
 「伝統技術への挑戦!鹿沼組子を耐力壁に!!」をタイトルに、本校の伝統技法への取り組みを地域の方々をはじめ、JR雀宮駅や市立南図書館を利用する多くの方に発信していきます。
 
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耐震構造の実験データを検証!

 8月3日(木)、本校建築デザイン棟1Fの実習室において、建築デザイン科3年生の課題研究班(12名)に対して、宇都宮大学関係の入江康隆先生、芝沼健太様から、木造建築の屋根の剛性や壁の強さ、地震波を変えた場合の強度変化の実験データについて、資料やスライドを使ってわかりやすく説明をしていただきました。この実験は、4月から5月にかけて本校起震装置に設置した木造建築モデルで行ったものです。
 今回の実験データの分析や検証により、通常の授業では学習することのできない「木造建築の振動特性」の、より高度な内容を探求し理解することができました。
 
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夏休み返上! 耐力壁12体を製作中!

 建築デザイン科の3年生の課題研究班(12名)が、本校建築デザイン実習棟において夏休みを返上し「鹿沼組子の耐力壁」を製作しています。
 この耐力壁は、10月下旬に(一財)建材試験センター(埼玉県草加市)で予定している、強度試験に使用するものです。木材に工作機械で切り込みを入れ、ノミと玄能で寸法を調整しながら、釘などを使わず手作業で組み合わせ耐力壁を製作します。耐力壁は全部で12体、夏休みの特別工程表で作業スケジュールを管理し、暑さと闘いながら伝統工芸の加工技術を学び駆使しながら、作業を続行中です。
 
 
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一日体験学習で「パルロ」が大活躍

 8月1日(火)、一日体験学習に参加した中学3年生・保護者(約1,900名)に対し、本校電子機械科で取組んでいるFA実習やFA装置について、人工知能ロボット「パルロ」が身振り手振りを交えて説明してくれました。
電子機械科では、AI(人工知能)の研究を始めるために、「パルロ」を導入しました。今後も、課題研究などにおいて、AIやロボット、またその活用方法について学習していきます。



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