日誌

自然いっぱいコーナー

学校裏山の「ほたる沢」に住む仲間たち

  学校の裏山にある「ほたる沢公園」(あしかがの森 足利病院内)の沢に生息する生き物調査が行われました。この調査は、あしかがの森足利病院の総務部長さんが中心になって実施されました。調査で撮影された生き物たちの写真は、学校玄関の「自然いっぱいコーナー」に掲示しました。総務部長さんのお話では、「写真で紹介した他にも、小さな生き物がたくさん確認されています。特に、カワニナはホタルの幼虫のエサにもなるのでホタル復活も夢ではありません。大事に育てていきましょう」とのことでした。
 本校においても1999年(平成11年)「県立学校個性化アクションプラン」の指定を受けた際に、ホタルの繁殖計画も検討されたこともありました。足利病院の「ホタル沢公園」の整備にともない、文字通りの「ホタル沢」になることを心から願うとともに、環境教育活動を推進させていきたいと考えています。
  
          

春がきた! 校庭の花たち


  4月7日(火) 1学期の始業式が行われました。そして、明日は入学式を迎える本校の校庭には、春を待っていた花たちが暖かな日差しを浴びて咲き出しました。
 児童生徒の澄んだ瞳で、輝く春を敏感に感じとってくれることでしょう。「ほら、よく見てごらん、こんなところにも・・・・」

  
                        
 

乙女ツバキが満開に


 校庭にある「野鳥の庭」の乙女椿(オトメツバキ)の花が満開になりました。この椿は、
1998年(平成10年)「子どもエコクラブ全国フェスティバルin名古屋」に招待された時
にいただいた記念樹です。当初は小さな苗木でしたが、今ではこんなに大きく育ちまし
た。今年も、児童生徒の活躍を見守ってくれることでしょう。

   

巣箱の中に卵が・・・!!



  4月4日(金)に巣材が運ばれていた6個の巣箱を7日(月)に観察しました。なんと、その内2個の巣箱に卵が入っていました。本校の児童生徒の研究から、ヤマガラがシジュウカラに先駆けて繁殖するという記録が残っています。さて、この卵はどちらの鳥なんでしょうか?
 どうぞ今後の観察結果をお楽しみに!(ちなみに、この2個の巣箱は、あすなろ2グループの二人が作成したもので、1つはなんとピンク色なんです。営巣に色は関係ないことが本校の観察データからも明らかなんですが・・・・製作を生徒と一緒に担当したK先生の趣味だとか!?)

巣箱の様子を見てきました。


 4月4日(金)の午後、学校裏山に架設した巣箱の様子を観察しました。昨年リニューアルされた16個の巣箱の内、6個の巣箱に巣材(コケ類)が運ばれていました。いよいよ繁殖のシーズンが始まります。子育ての様子をはやく子供たちに見せてあげたいですね。

   

巣箱の清掃をしました。

  野鳥たちが利用した巣箱の清掃をしました。昨年繁殖に利用された巣箱にはコケ類で作られた産座が残されています。下の写真の巣には、残念ながら卵が2個取り残されていました。他の卵は、きっと元気にかえって、大空に飛び立っていったことでしょう。
  この季節、シジュウカラなどが巣箱をねぐらとして利用することが多く、翌年、その巣箱で繁殖することが多いことが今までの観察で明らかになっています。
  巣箱もきれいになって、来春の繁殖を待つばかりです。以前、ヤマガラが3月に産卵した記録も残っています。みんなで、やさしく見守りましょうね。

校庭に果実がいっぱい!

 秋もいよいよ深まり、校庭の果樹の枝も、たくさんの実をつけてたわわになってきました。
 この果樹たちは、平成11年、県立学校個性化アクションプランによって、「野鳥の庭」を野鳥の食べる実のなる木として、柿、サクランボ、ミカン、アケビなどがを植栽されました。
 そして今年度は、公益社団法人とちぎ環境・みどり推進機構による、学校環境緑化モデル事業が実施されることとなり、野鳥の庭周辺の花壇の整備やリンゴ(ふじ)が植栽される予定です。

  

絶滅危惧植物「ミズアオイ」開花

  6月に播種した絶滅危惧植物「ミズアオイ」の花が咲きました。
  この「ミズアオイ」は、平成8年5月から本校で栽培し続けられてきました。
「ミズアオイ」は1年草ですから、花が咲いた後、慎重に種をとって、翌年に引き継がれています。
  今年も生徒の手によって、プランラーで育てられ、花を咲かせることができました。絶滅が心配されている「ミズアオイ」の花を見ることができ、生命の尊さを身近に感じています。
  まさに、本校におけるささやかな命のリレーは17年余を迎えてました。

 

「野鳥の庭」と「ビオトープ」

 校庭の片隅にある「野鳥の庭」に、リニューアルされたプレートが立ちました。これは、1998年に、子どもエコクラブ全国フェスティバル(名古屋)に栃木県代表として参加した記念にいただいた「乙女椿(オトメツバキ)」のものです。
 校内の樹木には、名前を記したプレートが付けられていますが、現在では50数種類にも及んでいます。
 これからも、児童生徒や地域の皆さんに、木々の名前を覚えていただくために、少しづつ増やしていく予定です。

 

カブトムシ

 昨年6月にマイチャレンジでお世話になった、『ミカモライディングクラブ』さんからカブトムシをたくさんいただき、手作りの特製ケースで飼育しました。写真はおがくずにもぐっているカブトムシです。夕方になると元気に這い出して昆虫ゼリーを食べています。
 夏休み前に児童生徒に『カブトムシの里親』を募集しました。カブトムシ14匹、クワガタ4匹全員無事に巣立っていきました。