お知らせ
自然いっぱいコーナー

大坊山のふもとにある本校は、自然に恵まれた環境を生かした
自然保護活動が実施されてきました。

活動の歴史をみると、学校裏山に生息する野鳥の観察や巣箱かけ、
絶滅危惧植物「ミズアオイ」の栽培などの活動が評価され、
全国野生生物保護実績発表大会において林野庁長官賞や
子供エコクラブ「エコロジカルあくしょん」県コンテストで
優秀賞を受賞、県代表として全国フェスティバル
(名古屋)にも出場しています。

このような実績を踏まえ、
現在でも「野鳥の庭」や「蝶の里」の整備や果樹の植栽が行われ、
児童生徒たちによる環境教育活動に役立てられています。

この「自然いっぱいコーナー」は、
本校周辺に生息する動植物の息吹を身近に感じることができるような
新鮮で楽しい情報を発信し、
自然観察の場となることを目指して開設しています。

日誌

自然いっぱいコーナー

春の訪れ~土の中からひょっこりはん!~

 今年の立春は例年と違い2月3日でしたね。少し暖かくなってきたような?春が訪れているような?
学校の職員玄関近くの花壇には、そんな春の訪れを感じさせるものが土の中から顔を出していました。



 かわいく芽を出しているのは「チューリップ」の芽です。まだ数㎝の大きさですが、4月頃になると綺麗で鮮やかな色の花を咲かせるでしょう!楽しみですね^-^
皆さんの身の回りにも、本格的な春への準備をしている動植物たちが隠れているかもしれませんね。
見つけたら家族やお友達、学校の先生と教え合って春を感じていきましょう。

ニッセイ緑の財団からの贈り物「樹木名プレート」


 本校は自然豊かな緑に囲まれた学校です。
 平成29年度に公益財団法人ニッセイ緑の財団より「樹木名プレート」を寄贈していただき、児童生徒により本校の樹木にプレートが掛けられました。
 令和元年度には、ニッセイ緑の財団より「足利特別支援学校 木のしおり」を作成していただき、本校の児童生徒と一緒に「木のしおり」を使って学校の樹木を観察しました。自然と触れあう有意義な体験となりました。(詳しくは、HPを御覧ください)
 そして、再び、令和2(2020)年度、「樹木名プレート」を寄贈していただきました。
 
 新型コロナウィルス感染症流行のため、当初の予定よりもスタートが遅くなりましたが、本校全児童生徒参加による「樹木名プレート」の作成が2学期からスタートしました。
 一枚のプレートを一人が担当するのではなく、各学部(小・中・高等部)の児童生徒が文字やフレームなどを担当しました。複数の児童生徒で協力して一つのプレートを作成しました。

 「樹木名プレート」の作成の様子
  
 (小学部)               (中学部)
    
 (高等部)              (院内学級)
 そして…
 
 12月に完成!

 活動を分担したことで複数の児童生徒で同じ木の特徴について調べたり、調べたことを友達と情報共有しながら作成することができたため、一つ一つのプレートに愛着をもって活動することができました。
 新型コロナウイルス感染症対策のため、全校一斉に活動を行うことは難しい中、互いのつながりを感じることができました。
 作成したプレートは、小学部、中学部、高等部の学部ごとにそれぞれの樹木に掛けました。天候に恵まれて、自然と触れあう機会を設けることができました。

  
 (小学部)             (中学部)
  
 (高等部)
 児童生徒の手作りのプレートを掛けてもらって、樹木達も歓んでいるようです。
 
 このような機会を与えてくださったニッセイ緑の財団の皆様、
 本当にありがとうございました。

花いっぱい大沼田


 11月13日(金)花いっぱい大沼田が行われました。
 新型コロナウイルス感染症対応として、各学部ごとに行いました。
 天気に恵まれ、今年度児童生徒達の選んだ「ビオラ」と「デイジー」をプランターとバリアフリー花壇に植えました。
 児童生徒は、土の感触を味わいながら丁寧に植えていました。苗を植えたプランターは、学校と足利病院の玄関に設置し、水やりなども児童生徒が行う予定です。
 開花が楽しみです。
 
   
   

   

   

福島ひまわり里親プロジェクト

院内学級でも、ひまわりの種取り体験をしました。
ぱりぱり、、、つぶつぶ、、、ぽろぽろ、、、?
笑顔や不思議そうな顔をして様々な感触を味わいながら、種取りを体験することができました!









取った種が福島でまた大きなヒマワリを咲かせたらいいね!

アゲハチョウの観察(パート2)

 小学部1年生が観察しているアゲハチョウの観察記録です。
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 幼虫(青虫)がサナギになりました。羽化が楽しみです。

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 幼虫(擬態)が青虫になりました。葉っぱをたくさん食べています。

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 卵から幼虫(擬態)が生まれました。ちいさくてかわいいです。

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 成長の様子をよく観察しながら絵を描きました。 

実りの秋

 本校の校庭も「実りの秋」を迎えました。
太陽の光をしっかりと浴び、甘く美味しい実として収穫出来る日が待ち遠しいです。

【今年は、「みかん」がたくさんなっています。】


【夏の残り香「セミのぬけがら」と、みかん】

【「アケビ棚」には、たくさんの実がなっています】


【ほんのり色づいてきた「柿」】


【「柿」と「みかん」と「アケビ」】

アゲハチョウの観察

 小学部1年生の生活科の学習で虫探しをしていると、公仕さんが校内にあるみかんの葉にアゲハチョウの幼虫(青虫)を見つけてくれて、観察を始めました。毎日、見ているうちに観察が楽しくなり、再びみかんの葉を見に行くと、さらに小さい幼虫(黒っぽい擬態)や卵を見つけました。それぞれの虫かごの前に、成長過程の様子を書いて貼りました。
   

福島ひまわり里親プロジェクト


 8月27日(木)
 第2学期始業式に合わせてひまわりが咲きました。
 

 9月には…
 そろそろ種ができてきたかな。
 
 そして、
 10月1日(木)
 ひまわりの種の最初の収穫です。
 

 
 生徒たちは、初めてのひまわりの種をとることに興味津々でした。
 「表面がふわふわ」「こっちは固い」「ひまわりの種ってこうなっているのか」
「ありがいる」など、発見をしていました。

救出 ふくろう


 令和2年9月2日(水)
 朝、本校職員が、猪よけの網にふくろうが絡まっているのを見つけ救出しました。

 
 
 (不安そうです。)
 弱っていたので、様子を見守りました。

 怪我は無く、夕方になって山に帰しました。
 体力を回復したのか元気になって飛び立っていきました。