結城紬
糸づくり:管巻き(ボッチ揚げ)

管巻き

管に糸を巻く作業を「管巻き」といいますが、つむいだ糸を最初に管に巻くことを、特に「ボッチ揚げ」と呼んでいます。
この名前は真綿約50枚を1ボッチと数えるところからきています。

糸車を回すと管が回転し、糸を巻き取っていきます。
糸が浮かんでからまないようにおはじきを置いています。
1ボッチは3本の管に巻かれます。

糸車(自転車の車輪を使ったもの)

糸車(木のわく)

管(くだ)

管をさして使います

車輪を回すと、ひもから管をさしこんだ軸に動力が伝わります

1ボッチの糸を3本の大管(おおくだ)にまきます

糸が絡まないように「おはじき」をのせます

右手で速さを調節しながら回します

糸が管に巻かれていきます


管巻き(ボッチ揚げ)(970KB)