結城紬
下ごしらえ:地糸の機延べ(はたのべ)

地糸の機延べについて

機延べは、「整経(せいけい)」とも呼ばれます。
延べ台にかけて、決まった長さと本数にそろえる作業です。
ここでは地糸の機延べを紹介します。

管巻き(くだまき)した地糸を述べ台に挿します。
10本を1組として、着物の長さに延ばしていきます。
一番手前だけ8の字のようにアヤを作ります。

延べ台
整経台ともよばれます

管巻きをした地糸を延ばしていきます

管巻きをした地糸を着物の長さに延ばしていきます

10本を1組にしていきます

機織機(はたおりき)にかけるために一番手前だけ、8の字にして引っ掛けて、あやをつくります

管巻きされた地糸


地糸の機延べ(1.80MB)