結城紬
染色:染色

染色について

■目色
染色は糸を染める作業ですが、まず最初は、基本となる色を染めてしまいます。
絣糸(かすりいと)の場合、これを目色(めいろ)といいます。
この後、絣糸は模様を入れることになります。
また、地糸を染めた場合は地色と呼びます。

■染料の資料
染料の配合については、昔から研究が進められています。
現在では資料にまとめられており、作りたい色を見本帳から選び、配合を調べることができます。

失敗してもやり直しがきかない作業なので慎重に進められます。

最初に糸を煮ます

染料をはかりにをのせます

染料の重さを量ります

決まった濃度に溶かします

染める前に糸を煮ます

煮あがった糸は絞っておきます

染料を鍋に入れます

染料を鍋に入れ、水を足して火をつけます

糸を染めます

糸を染めます

まんべんなく染まるように、道具を使って、ひっくり返します

まんべんなく染みるように、道具を使って、ひっくり返します

いちど引き上げるために絞ります

ほぐしておきます

つむいだ人によって糸に微妙な違いが出るため、染め上がりも違ってきます

温度によって染まり方が違うので、温度を上げながら、何度も染めを繰り返します

だんだん色が濃くなってきました

絞ってはほぐし、また染めます

染めの中間辺り

だんだん温度が高くなってきました

だんだん温度が高くなってきました

染め上がりました

水でよくすすぎます

よく絞ります

外で乾燥させます

よくさばいてから乾燥させます

よくさばいてから乾燥させます

染色前

染色後

しぼるための道具

ひっくり返すための道具

見本の糸が保管されています

染料の分量と色がすべて記録されています

染料の分量と色がすべて記録されています


染色(8.51MB)