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第23回教育振興の集い・講演会に参加して
11月17日栃木県教育会館(宇都宮市)にて、第23回教育振興の集い・講演会が開催されました。
まず、勤続30年教育功労者(500名)、へき地複式分校教育功労者(1名)及び栃木県教育賞(4名)の表彰がありました。
次に、視覚障がい教育の実践発表があり、最後に「つながりを煽られる子どもたち~ネット/スマホ依存の虚と実~」という演題で、筑波大学教授 土井先生の講演会を聴講させていただきました。 先生の話は、最近あたかもSNS等が犯罪の温床であるかのように報道されているが、たまたまSNSを介して犯罪が起きているだけで、SNSがなくても犯罪は起きている。現に過去10年間の少年犯罪は減り続けている。過去にも、明治時代には「小説を読むと、ろくな人間にならない。」とか、テレビが普及し始めた頃には「テレビが若者の逸脱行為を助長する。」などと論じられたこともあり、SNSも時代の経過と共に現在論じられているようなことは無くなっていくのではないか、というお話が印象に残りました。ネットやSNSの特徴を理解し、うまく付き合っていくことが重要だと思いました。
PTA会長 佐藤健一