「キャリア教育優良学校」文部科学大臣表彰(平成26年度)

 
 生徒たちには、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力が求められています。この視点に立って、単に進路指導にとどまらず、日々の教育活動を展開することがキャリア教育です。
 文部科学省では平成18年度からキャリア教育の充実に顕著な功績が認められる教育委員会・学校、PTA団体等を大臣表彰しています。本校はこれまでの取組が認められ、平成26年度に県内の県立高等学校では初めて「キャリア教育優良学校」として文部科学大臣表彰を受賞しました。

 受賞に際しては、生徒自らが進路実現に向けて考え行動できるよう、以下に示す多様な学びの機会の提供が高く評価されました。
 ①「職場実習」:3年希望者が週に1日(1学期に約10日間)企業に出向き、専門技術を習得します。
 ②「高大連携事業」:3年希望者が週に1日(1学期に約10日間)大学に出向き、研究を行います。
 ③「5S運動」:足利市が推進する5S運動を学校に取り入れ、教育活動に生かしています。
 ④「国際交流活動」:ドイツ カールゼヴェリンク実業高等専門学校は本校の姉妹校です。
 この他にも、工場見学や進路講演会、先輩に聞く会などを通して「キャリア教育」に力を入れています。
 もちろん、さまざまな資格を取得するための補習や、4年制大学進学を目指した進学補講なども放課後等に実施しています。

 今後も、地域産業を支える人材の育成を使命とし、地元企業との連携を積極的に推進し、キャリア教育の充実に努めて参ります。