日誌

高校生未来の職業人育成事業

高校生未来の職業人育成事業経過報告書

高校生未来の職業人育成事業

活動テーマ「My箸を作ろう」


第1日目

 小中学生に産業用ロボットを操作させるために注意をしなければならないことを考えました。

考えたことをカワサキロボットサービスで「産業用ロボット安全講習」を受け、ロボット操作における事故防止や操作手順を学びアドバイスをうけました。

また安全にレーザ加工をするには保護メガネ、治具、防護柵があった方がいいとアドバイスを受けました。

    

講習会の様子           ロボット操作のアドバイス     ロボット防護柵

 

第2日目

 実際に竹箸を削ってみて小中学生に怪我をさせないようにする為の手順や方法を確認しました。

 カワサキロボットサービスさんからアドバイスを受けたことを皆に伝えました。実際にレーザ加工をして怪我が出ないような手順を決めました。

 またせっかく箸を作るので箸の使い方も覚えてもらおうと思いました。

       

   My箸製作          ロボット講習          レーザ加工(製作した治具)

 

第3日目

 「My箸を作ろう」で小中学生10名が受講しました。初めのころは教え方もぎこちなかったですがMy箸を上手に作ることができました。

 産業用ロボットでレーザ加工も怪我もなくMy箸に名前を彫ることができました。また製作したMy箸で大豆つかみゲームを楽しみました。

    

 My箸の製作           DOBOTの操作          レーザ加工           

 

 大豆つかみゲーム

令和5年度高校生未来の職業人育成事業への申込みについて

 今年度、高校生未来の職業人育成事業を足利工業高等学校電気システム科で実施する運びになりました。
先日募集案内を足利市内の小中学校に配布させて頂きました。 

「My箸をつくろう!!」としてはSDGsの15番目の目標である「陸の豊かさも守ろう」を小中学生とMy箸を作成しながら一緒に考えたいと思います。

 My箸の材料は竹を使用します。軽くてしなやかな竹は箸の素材として適しています。これを燻(いぶ)すことによりスス竹にし、防カビ性や防虫性を高めています。

 小刀や紙やすりを使って箸を作ります。

    
 出来上がったMy箸に小型ロボットを使ってレーザで名前を彫り込みます。ことにより製作した箸に愛着をもてるようにし、簡単なロボット制御もしたいと思います。

   
※小中学生の募集は広く考えていますがレーザ彫刻のできるロボットの台数の都合上10名での実施を考えています。

 参加を希望する児童生徒がいらっしゃいましたら、申込用紙(募集案内)を印刷・コピーし児童生徒に配布して頂き、お手数でも提出された申込票を各学校で一括して「申込一覧表(希望者名簿)」に記入し、募集案内にあるe-mailかFAXにてお送り頂けますよう、お願いいたします。

ダウンロードデータ

募集案内.pdf

申込一覧表.xlsx

 

私だけのマグカップとトートバッグを作ろう!③

第3日目 8月8日(月)

将来の職業意識の育成を図るため、企業技術者と本校生徒で補助しながら、小中学生に製品作りのプロセスを体験してもらいました。最後にまとめとして、自分の作品についてプレゼンテーションしてもらいました。無事故で失敗もなく、作品を美しく仕上げることが出来ました。プレゼンテーションも堂々とした態度で出来、自己有用感を高めることが出来ました。

小中学生たちは「パソコンを使ってイラストに着色する作業が楽しかった」「熱くなったマグカップを水につけて『じゅわーっ』と冷める音を聞くときが気持ちよかった」「高校生の指導は優しくて丁寧だった」と話していました。

体験後に「デザイン製作活動」の成果を、下野新聞「デザインの楽しさ伝える」(816日)という記事で情報発信することが出来ました。

 

 

 

私だけのマグカップとトートバッグを作ろう!②

第2日目 7月29日(金)

本校生徒の「次世代へつなぐ意識」の育成を図るため、株式会社万蔵からアドバイスを受けながら、学んだ印刷技術について小中学生に教え、デザインのアドバイスを行うことで、主体的かつ協働的に行動することが出来るようになりました。

20名の小中学生に自分自身を表現したイラストを描いてもらい、データ化し、PCでレイアウトや配色を行いました。とても個性的で素敵なデザインが出来上がりました。次回、デザインを印刷しマグカップとトートバッグに焼き付けていきます。

 

 


私だけのマグカップとトートバッグを作ろう!!①

第1日目 7月12日(火)

 「昇華転写印刷技術」の育成を図るため、株式会社万蔵でマグカップの体験活動について打合せを行い、製品ができるまでの工程を習得することができました。産業デザイン科生徒5名が、デザインを転写紙に昇華型インクで印刷し、プレス機で熱をかけてインクを製品に浸透させる昇華転写印刷について、プリントバンクの大川様より指導して頂きました。陶器のマグカップへの焼き付けを行い、安全に、綺麗に仕上げることができました。
 これから始まる体験活動で、小中学生の皆さんがどんな素敵な製品を作るのか、今から楽しみです。