全国高等学校PTA連合大会(福井大会)に参加して

全国高等学校PTA連合会大会(福井大会)に参加して

さる平成26年8月21日(木)~23日(土)に全国高等学校PTA連合会大会・福井大会に、校長先生と私(PTA会長)で参加してきました。

8月21日(木)は、午前中新幹線で移動し、午後は永平寺と東尋坊を見学しました。永平寺は、規模や繊細な造りに圧倒され、さすがに曹洞宗の大本山というものでした。傾斜地に作られたたくさんの建物は渡り廊下で結ばれていて、傾斜部に設置された建具の造りや瓦の配置などはすごい技術力だなと感心させられました。東尋坊は、火山岩でできた断崖絶壁で先端までいきましたが、日本海に突き出る柱状節理は勇壮なものでした。

 8月22日(金)の午前中は、アトラクション、開会式及び基調講演です。基調講演では、脳科学者の茂木健一郎さんの公演で「今求められる考福脳から脳科学者からの提案」というテーマでお話がありました。目標を設定し達成することによって、脳内物質ドーパミンが分泌され幸福を感じられるのだ、というお話を聞くことが出来ました。人間は誰でも自分を生かせる場所が必ずある、自分の個性(長所も欠点も含めて)生かす生かされる環境を整えていくことが重要だ、という言葉が印象的でした。

午後は、7分科会に別れ、それぞれのテーマに沿った内容の講義を聴いてきました。校長先生と私は、特別第2分科会で「自然・命、守るべき宝は今も」というテーマの分科会で、福井県の自然環境保護(中池・三方五湖)・命(ユダヤ人難民の敦賀上陸)について考えさせる内容でした。

夕方からは、栃木県の高校が集まり各校参加者と懇親を深めることが出来ました。

 8月23日(土)の午前中は、記念講演と閉会式です。記念講演では、「福井の恐竜~アジア、そして世界へ~」というテーマで、日本一恐竜が発掘されている福井県の恐竜について講演をいただきました。閉会式では来年開催県の岩手県に引き継がれ、無事幕を閉じる事が出来ました。

午後は移動で、途中長浜城を見学し、夕方の新幹線で米原から栃木まで帰ってきました。

3日間を通じ、他校との懇親も深まり、色々な情報を共有することが出来ました。このような研修はためになります。皆さんもどんどん研修会等に参加してみてください。

  PTA会長 佐藤健一