関東地区高等学校PTA連合会・群馬大会

 平成26年7月4日~5日に、群馬県前橋市と渋川市において開催された、第60回関東地区高等学校PTA連合会大会群馬大会に参加してきましたので、報告いたします。
【群馬大会・1日目】
1日目は、群馬県総合スポーツセンターALSOKぐんまアリーナで開催されました。はじめに高校生によるハンドベル(群馬県立新島学園高等学校聖歌隊)と和太鼓()のアトラクションを鑑賞しました。
 12時40分から14時10分までは、予定とおり開会式、表彰式、大会宣言などが行われました。
 続いて、声楽家安田祥子氏による記念講演「残したい伝えたい日本の歌」を拝聴しました。1月から12月までの四季の歌を歌ったり、「今の子供は、「シャボン玉飛んだ」の歌を聴いて、屋根が飛んだと思っちゃうんですね。」等ユーモア溢れるトークで場内を沸かせていました。最後に参加者全員で「大きな歌」を手話と一緒に歌いました。午後の眠くなる時間帯にも関わらず、楽しく参加することができました。(矢島企画部長)
【群馬大会・2日目】
 2日目は、第3分科会の「生徒指導とPTA」という発表を拝聴しました。発表校は、栃木県立真岡北陵高校と、埼玉県立浦和西高校でした。
 真岡北陵高校は、学期初めの1週間、校門での挨拶運動やマラソン大会では、3日前から準備しPTAによる手作りのけんちん汁を振る舞うなどの活動についての発表がありました。
 浦和西高校は、制服無しの自由な校風だったが、茶髪や服装の乱れがエスカレートしてきた為、今は少し厳しく注意をしているとのことでした。「生徒に任せるだけの規則では、やはり教師の怠慢だと思われても仕方がない。」と、反省したとのことでした。だからといって、一方的に厳しくするのではなく、月に1度土曜日の授業の後の午後に生徒、教師、PTA、卒業生が集まり、意見交換の時間を作っているそうです。これまでの校風を残しつつ、PTAが積極的に関わり、生徒の行き過ぎた振る舞いを軌道修正する取組は、とても参考になりました。(小澤社会教育部長)
高崎高校和太鼓部による演奏大会開会式

安田祥子氏による講演会第3分科会(生徒指導とPTA)